取り扱い説明書と

  • 2016年02月18日

取り扱い説明書との相性がとても悪いです。
皆もそうかと思っていたら、どうやら違うようです。
取り扱い説明書通りにやっているのに、大抵問題が発生すると私が愚痴ったところ、友人はとても不思議そうな顔をしました。
なぜ問題が発生するのか、自分には経験がないので、わからないと友人は言いました。
そこで、あれこれ話をした結果・・・その友人は取り扱い説明書を最初から最後まで読んで理解してから、取り掛かっているという事実が判明。
そんな人がいるんですね。
もしかして、そっちの人の方が多いんですか?
torisetu
よく考えれば、その方がいいですよね。
当たり前です。
よし、これからはそうしよう。
と決意したはずなのに。
買い物をして、同封されている取り扱い説明書を開く機会が到来。
が、なぜか我慢できない。
1度最後まで読むというたったこれだけのことができず、読みながら始めてしまう。

先日万年筆のインクがなくなりました。
カセット式ではないので、壺からインクを吸入させなくてはいけません。
そこでファイルに仕舞っていた万年筆の取り扱い説明書を取り出します。
ここです、ここ。
ここで最初から最後まで読むべきなのです。
普段せっかちな方ではなく、むしろトロいぐらいの私が、なぜかここで急ぐ。
で、読みながら始めてしまう。
無事に万年筆への吸入を終えた私は、ノブ部分をきゅっときつく捻って中にインクを閉じ込めます。
よしよし、珍しく無事に終えたなと思って、取り扱い説明書の先を読んでいくと・・・「*」印が下部にあり、そこに「吸入ノブを強く回し過ぎないようご注意ください」とある。
げっ。
もう強く回しちゃったよ。
といういつものパターンに。
慌ててちょびっとノブを弛めてみたりして、帳尻を合わせてみましたが、これが故障の原因になったりしないことを祈るばかりです。

メーカーの皆様にお願いがあります。
私のように粗忽でポンコツな人のために、こうした場合は、説明書きの中に注意点を入れておいてください。
たとえば・・・吸入を終えたら、ノブを強く回し過ぎない程度の力で捻って、インクを閉じ込めるようにしてください、といった具合に。
大事なことや、ミスしがちなことは、下部に「*」を付けて追加するのではなく、文章の中に入れ込んでおいて欲しいのです。
私のような客に対応しなくちゃいけないメーカーさんって、大変ですよね。
と、同情するぐらいなら、1度でいいから最初から最後まで取り扱い説明書を読んでから始めりゃいいんですがね。

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