寒くなると

  • 2017年01月16日

寒くなってきましたね。
寒くなると色々な困り事が発生します。
銀行でお金を下ろせなくなります。

私が利用している銀行では、人差し指の静脈認証システムが採用されています。
キャッシュカードを差し込み、センサーに人差し指をあてて、事前に登録してある静脈と一致したら、お金を引き出せるという仕組み。
が、寒くなると手足末端ウルトラ冷え性の私の静脈を、センサーが読み取ってくれない。

銀行へ行く際には、手袋着用は勿論、使い捨てカイロをタオルで巻いたものを持参します。
ATMの前に立ったら、タオルの上に人差し指をあて、しばし温めてからキャッシュカードを投入。
で、センサーに人差し指をあてるのですが「認証できませんでした」となり、もう一度やってみなさいとの指示が。
再びタオルの上で温めてからトライするも、「認証できませんでした」となり、これを3回やると、キャッシュカードは吐き出され、「お取扱いできませんでした」とギブアップされてしまう。

これを2巡したところでタオルを剥がし、使い捨てカイロに直に人差し指をあてます。
使い捨てカイロの裏には「火傷をする恐れがあるので、直に触らず、必ずなにかで包んで利用してください」と書いてあります。
が、お金を下ろすためには、火傷の危険を冒さねばならないのが手足末端ウルトラ冷え性。
直にカイロに人差し指をあて、少しジーンとしてきたところで、センサーに翳すと・・・やっと「認証できました」とのメッセージが。
毎度毎度火傷の危険を覚悟しなければお金を引き出せないというのは、哀しくもあり、メンドーでもあり。
kakugo
世の中はどんどん進化しているようですが、ATMでお金を下ろすのに四苦八苦している民がいることを、開発者の皆様方には知っていただきたいもんです。

今住んでいるマンションは、鍵をセンサーに翳すと、一階の自動ドアが開くようになっています。
これが最新の静脈認証システムに変更します・・・なんてことになったら、ゴミを捨てに出たはいいが、静脈を認証して貰えず、中に入れないといった事態が予想されます。
寒空の下、部屋着に突っかけサンダル履きの私はどうしたらいいのでしょう。

勝手に推測というか妄想するに、これを開発したチーム内に、冷え性の女性はいなかったのでは?
「冬に手が冷えている時にでも、これって、ちゃんと認証してくれるんですかね?」みたいな疑問を口にしてくれる女性スタッフがいてくれたなら・・・そう思わずにはいられません。

感謝の気持ちを

  • 2017年01月12日

OL時代のことを振り返ってみると、たくさんの反省点が浮かびます。
その中の1つに「人を褒めなかった」というのがあります。
感謝の気持ちはあっても、「有り難う」のひと言で済ませてしまっていました。
それで自分の気持ちは伝わっているだろうと思い込んでいました。

齢を重ねるうち、感謝の気持ちはちゃんと言葉にしようと思うようになりました。
それも出来るだけ具体的に褒めるようにしようと心がけるように。

問い合わせをしたコールセンターの女性オペレーターが、とても素晴らしい対応をしてくれた時には「あなたの説明はとてもわかり易くて、知識のない私でも理解することができました。どうも有り難う」などと言うようにしています。

日頃お世話になっている編集者にも、なるべく具体的に感謝の気持ちを言葉にするようにしています。
「〇〇を指摘してくれて有り難うございます。原稿を深くしっかりと読み込んでくれるのが〇〇さんの素晴らしいところです。いつも感謝しています」
「いつも先回りして、準備や手配をしてくれて有り難うございます。〇〇さんのお陰でいつも私は安心してお任せすることができます」
といった感じに。
kannsya
こうした感謝の言葉を表明するには、対面して言うのが一番いいのでしょうが、ついほかの話に夢中になって「あっ、言い忘れた」なんてことも。
そんな時は文字にして、メールや手紙で伝えます。
メールや手紙のいい点は、一旦頭の中で整理できること。
自分の気持ちを把握し整理した上で、言葉を選んでから書くので、ある程度きちんとした表現ができるような気がします。
それなら声にして出す時と一緒じゃない? との質問が出るかと思います。
自分の気持ちを把握し整理した上で、声に出せばいいわけで、表現方法が声なのか、文字にするのかの違いなだけとのご意見もあるでしょう。
確かにその通りなのですが、私の場合は脳と手の接続は普通なのですが、脳と口の接続は悪いのです。
多分どこかで詰まっている。
それで、思っている半分も話せていないという感覚が付き纏っています。
我ながらじれったい。
それで話すという行為より、文字にして表現する方が自分の気持ちをきちんと伝えられると思っています。
この口では表現できない分を、文字にしてカバーしたいという思いが、作家への道を歩ませたのかもしれません。

自筆の手紙の場合は字が下手なせいで、伝えたい感謝の気持ちが半減しないだろうかとの不安を抱きつつなのですが。

メニューを選ぶ

  • 2017年01月09日

ファミレスはメニューが豊富。
ツルツルで大きなメニューを広げると、何ページにも亘ってたくさんの料理写真が掲載されています。
これ、一度悩みだすとなかなか決められない。
それぐらい様々なメニューがある。
時間を掛けた割に「日替わりメニューのB」なんてオーソドックスなものに落ち着いたりします。
次にこれにご飯をつけてセットにするか、パンにするか、スープとサラダは付けるか、ドリンクはどうするかといったことで悩み始めます。
迷った挙句に決めたセットは、隣のテーブルの人と同じもの、なんてことも多いです。
famiresu
私はこのように平凡なメニュー選びに終始するのですが、たまに独創的なメニュー選びをする人を見掛けることがあります。

以前知人たちとランチを食べにファミレスに行った時のこと。
1人がパンケーキとサラダとスープを注文しました。
セットメニューにせず、あえてパンケーキの単品をチョイス。
しかし野菜不足という点が引っかかったのでしょうか、サラダを付けた。
さらにスープを付けたのは、どうしてでしょう。わかりません。
私の中ではパンケーキはデザートのくくりに入っていて、ランチのメイン料理に登場してくるものではなかったため、かなりのインパクトがありました。

以前別の知人も、私にインパクトを与えるオーダーをしたことを思い出しました。
昼時中華料理店に出前を頼もうということになりました。
炒飯やラーメン、焼きそば、丼物など色々あります。
メニューには日替わりランチセットなるものが2種類ありましたが、出前ではその日のメニューは電話で注文した時にしかわからない。
悩み出したら時間がかかるので、ここは日替わりを避けて炒飯を選択。
餃子を1皿頼もうかと悩みましたが、午後人と会う約束があるのを思い出し、踏み止まりました。
で、知人はというと・・・五目スープと白飯をそれぞれ単品で注文すると言います。
そのオーダーに驚愕。
中華料理店のスープというのは、4、5人ぐらいで店に行った時「スープもの1つ頼む?」なんて誰かが言い、「そうだね」と誰かが答え、1つ頼み、皆でほかのものと同じようにシェアして食べるものだと思っていました。
そこにいる人数でわけるので、各自は小さな器に小分けされた分を食べることになります。
そうした経験が重なり、思い込みができてしまったのでしょうか。
昼食の出前を頼む時に、メイン料理としてスープをチョイスするという発想が私にはありませんでした。

メニューの選び方にも個性って出るもんなんですね。

洗濯機との別れ

  • 2017年01月05日

今の部屋に入居した時から、洗濯機には困らされてきました。
海外のメーカーのもので「標準」や「おまかせ」ボタンがない。
慣れるまでの間、洗濯機の前でしばしば固まっていました。
また、本国のものを日本語に翻訳していると思われる取扱説明書が今一つな出来。
で、どうすりゃいいの? と何度突っ込んだことか。
それでもってしょっちゅう壊れる。
年に1度は壊れて、その度に修理して貰ってきました。
自分のものであったなら、とっくの昔に買い替えてます。
が、残念ながら部屋に備え付けの洗濯機で、私のものではなくオーナーのもの。
文句を垂れながらも使い続けてきました。

先日また壊れまして、管理会社に連絡しました。
すると、オーナーが新しいものに買い替えると言っているとのこと。
ひゃっほーと喜び、ガッツポーズ。
が、管理会社の人が言うのは、聞いたことがないメーカー名。
どうも日本のメーカーっぽくない。
そこで、安くても全然構わないので、日本のメーカーのものにして貰うことはできないでしょうかと尋ねました。
すると、洗濯機を収める棚があるのですが、そこに入るサイズの洗濯機は現在この海外メーカーの1機種のみなので、ほかのメーカーのものは選択できないとの回答が。
確かにそこはかなり小さなスペースで、とても小さな洗濯機がぴたっと収まっている状態。
そうか、そういうオチかと肩を落としました。

そしてやってきたのがこちらの洗濯機。
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当然といえば当然なのですが、表示が英語でして、私の大好きな「標準」や「おまかせ」ボタンがやはりありません。
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洗濯物に合わせて、テメーで好きな時間や洗い方を設定して使えばいいだろ? ということなんですよね。
が、毎日そんなに微妙に設定を変えて使うもんですか、洗濯機って。
洗濯機に「標準」や「おまかせ」ボタンが欲しいと思うのって、私だけなんでしょうか?
といった疑問を抱えながら、新洗濯機と取扱説明書と向き合うこと約1週間。
これぐらいの量なら、これぐらいの時間が掛かるという私なりの「標準」を見つけることができました。
これを記憶してくれる機能はなく、毎日自ら同じ設定にして使用しています。
取り敢えず使い方には慣れたので、後はこれが壊れないことを祈り続けたいと思います。

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