新刊の予告

  • 2017年04月13日

新刊が出ます。
タイトルは「諦めない女」。
女シリーズ「嫌な女」「我慢ならない女」に続く第3弾になります。

見本が一足先に手元に届き、今はほっとしています。

発売前なので、敢えて装丁が見えないように写真を撮ってみました。

執筆をしている間ずっと悩み迷っています。
執筆を終えると編集者に読んで貰い、意見を聞き直し作業をします。
それでもこれでいいのかという迷いは消えません。
やがて装丁のデザインを決める段階に。
この期に及んでもなお迷いは消えず、不安は募るばかり。
そんな気持ちをよそに、新作の発売に向けて着々と業務は進んでいきます。

そして発売前一足先に見本が届きます。
見本を手にした時、とにかくここまで来たんだなと少しだけほっとします。
書いている時はゴールまで辿り着けるのか不安いっぱいでしたが、取り敢えず本という形にできたことに感慨を覚えるのです。

が、ほっとするのはこの瞬間だけ。
読者はどんな感想をもったのだろうかと、また違う不安に襲われてしまうので。

「諦めない女」は早いところでは17日ぐらいから書店に並び始める予定です。

スーパーで買い物中ちょっと目を離した隙に、娘がいなくなります。
娘は生きていると信じて捜し歩く母親。
時が経つうち、結束していたはずの家族に綻びが。
・・・といった作品です。
あまりにざっくりした作品紹介で、全然わからんわ、といった声が聞こえてきそうですが、ネタバレしないようにと考えるとこれが限界でして。
この作品の場合は、とにかく読んでみてくださいとお願いするしかないのです。
悪しからず。

物語の構成上繊細に慎重に書き進めなくてはならず、神経を使いました。
約束した期限に原稿が終わらず、毎月のように編集者から進捗状況を確かめるメールが。
原稿が遅れている理由を捻り出しては、返信メールをしていたのですが、やがて言い訳の在庫が切れる。
こうなったら「宇宙船に乗せられて、身体検査を受けていた」といったアバンギャルドではありながらも定番な言い訳で、なんとか凌ぐしかないのかと思ったことも。
そうして苦労しながらも、なんとか書き終えた作品です。
発売まであと少し。
今しばらくお待ちくださいませ。


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