快挙

  • 2017年11月20日

日本の選手が頑張っています。
えっ?
なんの競技かって?
トランポリンです。

先日の第32回世界トランポリン競技選手権大会で、日本選手が頑張りました。
岸選手が日本女子初の銀メダルを獲得し、女子シンクロナイズド競技でも二人の女子選手が、日本初の銀メダルをゲット。
男子団体でも銅メダルを獲得しました
素晴らしい。
選手のオカンのような気持ちで応援していますので、この快挙はホントーに嬉しい。

ご縁があってトランポリン競技に興味をもち、選手、その親、コーチ、審判といった人たちが登場する「頼むから、ほっといてくれ」という小説を書きました。

スポーツには残念ながら格差がありまして、恵まれた環境が用意されている競技と、環境に恵まれていない競技が存在します。
恵まれた環境が整っている競技では、金銭的なものも含めたサポート体制が充実しています。
練習に打ち込める環境が整っているのです。
でもそうした競技はごく一部で、多くの競技では、選手は大変な苦労をしながら練習をしています。
トランポリンも選手を続けていくには苦労の多い競技環境です。
そうしたなかで選手たちがよく頑張ってくれました。
選手たちにたくさんの拍手を送りたい。

トランポリン競技は10回の連続跳躍をして、その得点を争います。
完全な1回転宙返りだと0.5ポイント。
縦軸回転の捻りだと1/2回転につき0.1ポイント。
といった具合に技の一つひとつに得点が決められていて、それらを積み重ねていきます。
点数は小数点第3位まで計算します。
それほど細かい差によって、勝敗が分かれる競技でもあるのです。
体操やフィギュアスケートの採点方法に似ています。
ただトランポリン競技の場合、ベッドから出てしまったり、跳び上がれなかったりしたら、その時点で終わり。
失敗したら、その続きから再チャレンジというのはできないのです。
一発勝負の緊迫感いっぱいの試合は一見の価値あり。
ぜひ皆さんに試合を観ていただきたいです。

これを機にトランポリン競技とその選手たちに光が当たり、彼らの競技環境が少しでも改善されますように。

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