映画「オデッセイ」

  • 2018年02月05日

今日は最近観た映画で面白かったもののご紹介。

まずは「オデッセイ」。
マット・デイモンが宇宙服を着ている映画の告知映像を見た時は・・・宇宙モノかぁぐらいの薄い興味。
宇宙モノの映画を観ると、CGの制作チームは大変だったろうなぁとは思うのですが、テーマは父と息子の確執だったりして、それを扱うなら宇宙の設定にしなくてもよくね? といった感想を抱くことがしばしば。
なので、今回もそれほど期待していなかった。
ところがどっこい。
とっても面白かった。
マット・デイモンは火星にたった独り取り残された宇宙飛行士役。
地球への生還を目指して奮闘するのですが、適度なユーモアを交えながらストーリーは進んでいきます。
音楽の使い方が素晴らしく、悲惨な状況を明るく彩ります。
死の恐怖を胸に抱えながらの毎日ですから、重々しく描こうと思えばいくらでもできるはずですが、この映画ではそこにではなく、生きることの楽しさに光を当てています。
だからこそ、後半でマット・デイモンの背中が映されるシーンで、これまでの彼の過酷な年月に思い至り、ぐっと胸に響いてくるのです。
オススメの映画です。

次にご紹介するのは「マイ・インターン」。
アン・ハサウェイがファッションサイトの社長で、そこにロバート・デ・ニーロが70歳のインターンとしてやって来る。
という映画の告知コピーを読んだだけで、おおよそのストーリーと結末が想像できるのではないでしょうか。
大方の予想通りに映画は展開していき、大方の予想通りの結末を迎えます。
が、それがなんだというのでしょう。
観客を喜ばせるポイントを熟知しているスタッフが、それらをすべてクリアするよう作った映画なのです。
だからこそ見ていて安定感がある。
アン・ハサウェイが着こなすファッションも素敵で、そうしたオマケ部分も女性には嬉しい。
肩の力を抜いて映画を楽しみたい方には、オススメの一本です。

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