連載小説

  • 2018年05月14日

祥伝社さんのwebサイト「コフレ」で連載中の小説「僕は金になる」をお読みいただいているでしょうか?
この小説では少年が年を重ねていき、大人になり、そして親になっていく過程を描いています。
物語の中では家族との関係性に光を当てています。
その中で将棋が大事なモチーフとなっています。
「将棋は全然わからない」という方にも楽しんで読んでいただけるようにしてありますので、ルールを知らないとか、やったことがないといった方もご安心を。

最近は将棋のルールを知らないし、自分ではやらないけれど、対局を観戦するといった女性が増えているとか。
対局中の棋士を眺めたり、その緊迫感を味わったりするのが楽しいようです。

こうした女性たちが将棋を観戦しようと思うきっかけになったのは、藤井聡太プロの活躍でしょうか。
時々現れる規格外の天才。
すげぇなぁと思います。
殺到する取材にうんざりした顔を見せることなく、丁寧に対応している様は「大人」。
人としても別格なんでしょうね。

以前藤井聡太プロの日常を追うテレビ番組を観たことがあります。
対局後一人椅子に座っているのを、やや離れた位置からカメラが捉えるシーンがありました。
その藤井プロは疲労困憊していて、立ち上がれないといった様子に見えました。
彼がいる世界の過酷さを垣間見た瞬間でした。
淡々と質問に答える姿を見ていたせいで、素人の私はちゃんと想像できていませんでしたが、彼は大変な世界に身を置いているのですよね。
勝つか負けるか。
それだけの世界。
厳しいですよね。

駒を1つ動かしただけで勝負の流れが大きく変わる。
だから1手に集中し戦う。
さらに大変なのは、勝負がつくまで何時間もかかる長期戦だということ。
プロ棋士は集中力を長時間持続しなければいけないんですよね。
凄い世界だなとつくづく思います。


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