• 2018年05月31日

我が家の洗面台には鏡が3つ並んでいる。
鏡の奥は棚になっていて、歯ブラシの買い置きや化粧品などを置いてある。
3つの鏡のうち、左と中央のは左開き。
右の鏡だけが右開き。
変なの。
フツー、統一にするよね。
と、ポンコツの私は思いました。

そしてポンコツに12年の歳月が流れました。
先日探し物をしていた時のこと。
どこに仕舞ったっけなとすべての鏡を開いて、棚をごそごそ。
そしてはっとしました。
私の左側面が、右の鏡に映っています。
これは三面鏡だったのだとようやく気が付きました。

それまでサイドや後ろをチェックしたい時は、手鏡を使って合わせ鏡にしていました。
片一方が手鏡で小さいので、あまりよく見えなかった。
繊細ではない私は、そんな程度で、ま、いっかと満足していました。
私の12年間はなんだったんでしょう。

左の鏡を左開きにして、右の鏡を右開きにしてみれば、私自身の左右がしっかり見える。
そして少し身体を捻っただけで背後もしっかり見える。
三面鏡ってすげぇ。

フツーの方はこれが三面鏡だといつ気付くのでしょう。
3つ鏡が並んでいるのを初見した時に、すぐにわかるのでしょうか。

よく商品の裏に「これは食べ物ではありません」とか、「このまま電子レンジに入れないでください」といった注意書きがあって、そんなの当たり前じゃん、誰が間違うんだよとつっこんでいましたが、いやいや、なにをどう誤解するかわからないので、注意喚起しておくべきだなと思うようになりました。
鏡に「これは三面鏡ですからね」といった張り紙の1つでもあったなら、12年間も小さな手鏡を覗き込まなかったと思うのです。

現在の部屋に入居した当初、大量の取扱説明書がありました。
電化製品それぞれに取扱説明書があったのです。
しかしながら鏡についての取扱説明書はなかった。
電化製品じゃないし、見りゃわかるだろうってことだったんでしょうね。

ポンコツのダメさは底無しなんだぞと、大きな声で叫びた気分です。


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