ゲーム依存は

  • 2019年05月30日

ゲーム依存は病気。
と、世界保健機関(WHO)が認定したとか。
ギャンブル依存症と同じ精神疾患に分類されたそうです。
認定されたということは、深刻な事態が世界的な規模で進んでいるのでしょう。

私は幼き頃から、ゲームを楽しいと思ったことが一度もありません。
ここでいうゲームとは機械と戦うもの。
トランプや人生ゲーム、オセロなど目の前の人と対戦するものは、結構好きなんです。
これはつまり・・・人と対戦するのは好きだけれど、機械相手に戦ってもつまらん。
ということ。
なので、ネットを通して人と対戦したら楽しいのかもしれませんが、未だトライしてみたことはありません。

小学生の頃にファミコンが登場しました。
私が通っていた小学校では、世の中同様大ブームに。
なんだかよくわからないけれど、もっていないとマズいみたいだと判断した私は、親におねだり。
買って貰ったファミコンをテレビにつないで、カセットを差し込む。
それはテニスのゲームでした。
ボールが飛んでくるので打つ。
またボールが飛んでくるので打つ。
これの繰り返し。
これのなにが楽しいんだ?
と、小学生の私は疑問をもち、数回やっただけでファミコンに別れを告げました。

来年1月に東京都が「eスポーツ」の大会を開催するとか。
参加者が熱い戦いをするシーンや、それを息を呑んで見守る観客たちの姿を、テレビニュースなどで見たことがあります。
挑戦者たちは皆真剣で、勝利に向けて頑張る姿は、アスリートとダブるものがありました。
だからこそ誰かがスポーツと名付けたのでしょう。

この「eスポーツ」の国内市場は拡大しているようなので、これから益々盛り上がっていくのかもしれませんね。
「ゲームばっかやってないの」
「違うよ、オカン。俺がやってるのはeスポーツだよ」
「ゲームでしょうが」
「だからeスポーツだって」
といった親子の会話が、あちこちで展開されているような気がします。

就職

  • 2019年05月27日

新卒採用の売り手市場が続いているとか。
就職氷河期を経験した人たちからすれば、なんとも羨ましい話です。
時代によって就職活動は随分と様変わりしますね。

どんな時代であっても「就職」では、学生側も会社側も、どちらも賭けの要素が大きいように思います。
学生は会社のデータを入手することができます。
資本金や創立年や年商額、初任給や有休消化率などといったデータは入手可能なので、比較することも出来ます。
でも欲しいのはそうした情報だけじゃない。
社風とか、社長の性格とか、職場の雰囲気とか・・・。
仮に知り合いやOB・OGがいて、話を聞ける機会があったとしても、それは今の会社の情報。
翌年には社長が交代して様子がガラリと変わったり、合併や、どこかの傘下に入ったりといった事態になるかもしれない。
結局どこの会社にするのかっていうのは、賭けになる。

会社側もそうですよね。
学校の成績や筆記試験の結果はわかりますが、その物差しでは欲しい人材を採り逃す可能性がある。
勉強の出来と仕事の才覚とはリンクしてないことが多いから。
面接時の受け答えだけで、その学生の将来性を推し測るなんて・・・賭けですね。

そのうちこうしたことはAIで解決して貰えるようになるんでしょうか。
私が知らないだけで、すでにもう使っている企業もあったりして。
『過去のデータからみて、こういう性格・考え方の人は40代で大化けするから、学校の成績は今ひとつでも採用するべし』なんてアドバイスが出て、採用担当者がそれを参考にするといった日も近いのかもしれませんね。

ただこうした場合には学生側だけじゃなく、社員全員をAIで分析して貰わないとダメですよね。
どんなに可能性を秘めた学生であったとしても、上司がタコでその才能の芽を潰してしまうかもしれないし、相性などもあるでしょうから、採用だけでなく、採用後の配属先でもAIにアドバイスを貰わないと。

AIにお伺いを立てて採用するような時代が来るのか、もう来ているのかはわかりませんが、出て来たアドバイスは、統計上上手くいく可能性が高いといったものでしょうから、ここから零れ落ちるケースというのはあるはず。
そんな時は自分を責めたり、へこんだりすることなく、次の場所を探して欲しいと思います。

転職を勧める気はないのですが、今の職場や仕事に行き詰まっていて、毎日が苦しいのであれば、飛び出してみるというのも選択肢の一つ。
これも賭けなんですけれどね。

なんだか就職や仕事では「賭け」ばかり。
いやいや。
他にも色々ありますね、「賭け」の判断を迫られる時って。
つまり・・・人生は「賭け」の連続なのでした。

スタジオで

  • 2019年05月23日

友人A子からメールが。
明日写真スタジオで撮影するので、今日はその準備としてエステに行って来たと書いてある。
「写真スタジオで撮影って?」と疑問を書いて返信。
ブログやSNSで使用するプロフィール用の写真を、スタジオで撮影して貰うのだという。
「シミやクマを消すなどの修正はしてくれるのだけれど、一応エステに行っておいた方がいいと思って」と言ってきた。

突っ込みどころがたくさんあって、どこから攻めたらいいのかがわからない。

まずブログやSNSで使用するプロフィール写真は、そんなに重要なのかと私は尋ねる。
すると「当たり前だ」との回答が。
全世界に自分の顔写真が発信されるのであるからには、これぐらいでいいかなといった出来の写真を使用したら、一生後悔する。
100%納得できる自分の顔写真を用意し、それを掲載したいと宣う。

次にスタジオで撮影するとなるとお金が掛かるわけですが、その出費を後悔しないぐらいの仕上がりなのかと質問。
プロの力というのは凄くて、素人とは仕上がりは全然違うのだという。
オプションのヘアメイクも頼むそうで、プロたちの力の結集によって、大満足の1枚となるらしい。

素人とプロの違いというのは、私も体感したことがあります。
取材の種類によっては、ヘアメイクさんが付くことがあり、それをプロのカメラマンが撮影してくれます。
こうした時にはそのテクニックを1つでも学ぼうと、ヘアメイクさんの手元を凝視するのですが、普段私がやっていることとそう変わらない。
なのに、出来上がった顔を見ると・・・どちら様でしょうと、鏡の中の自分に問い掛けてしまいそうなぐらいの別人になっている。
そしてカメラマンの前に。
「右の肩を少し後ろに引いてください」「顔はこっちに」「目だけこっち」などと、細かい指示がカメラマンから出る。
私はただ言われた通りにする。
こんな不自然な体勢を取ったことは、生まれてから一度もありませんと思っていても言葉にはしない。
大人しく指示に従う。
そうして撮影された画像を見せて貰うと・・・本来の私とは違う生き物が写っている。
そしてプロってすげぇなと思うのです。

問題はヘアメイクさんが付かない時との差。
ヘアメイクさんが付くのが特殊で、多くの場合は自分で行い、それをプロのカメラマンが撮影。
カメラマンの腕によって、普段の私より充分マシにはなっているのですが、ヘアメイクがセルフだと限界が。
これによって私の写真には、2種類のものが存在することに。
が、それをいったい誰が気にするのかと考えると・・・私だけでしょう。
であるならば、私さえ忘れてしまえばそれでいいんだと、この論法で着地するようにしています。

1週間ほどしてA子のブログを覗いてみたら・・・じっと見続けた後で、えっと、多分、A子かな? となんとか確認できるぐらいのプロフィール写真でした。
やっぱりプロってすっげぇ。

専門雑誌

  • 2019年05月20日

専門雑誌が大好きです。
全体としては雑誌の刊行部数は減っていると聞いていますが、そんな時代にあって頑張っている専門雑誌は結構あります。

その魅力に嵌ったのは小説の執筆のため。
登場人物の仕事や趣味に設定した世界を勉強するため、その専門雑誌を購入したのがきっかけでした。

専門雑誌の内容は・・・どれも濃いし熱い。
そこが今、沸騰しているところなんだぁとか、そこが壁なのかぁとか、様々なことを窺い知れて面白い。

こうした専門雑誌は、全ページを隅々まで読み込みます。
記事だけでなく広告ページも楽しいからです。

飲食店経営者向けの専門雑誌の広告では「今日入ったパートさんでも扱える」とのキャッチコピー付きで加工機械が紹介されていました。
盆栽の専門雑誌では「サツキに最適な土はこれに決まり」と言い切るキャッチコピーが。
読者の姿がはっきりと見えているからこその広告ページが多いのが特徴。
門外漢からするとそれらすべてが新鮮で楽しい。
鳥、鉄道、サイクリング、写真、犬、受験・・・様々な専門雑誌が未知の世界を教えてくれました。

ボウリングの専門雑誌では「誰か〇〇を止めてくれ」といった記事を発見。
同じページには西洋人に見える女性の写真が掲載されていますし、〇〇のところには女性っぽい名前が入っているので、その人のことを差している様子。
その写真は太腿ぐらいの太さをした二の腕で、ボウルを後ろに振り上げている瞬間のもの。
真剣で闘志を前面に出しているその姿は、ちょっと怖いぐらい。
記事を読まなくても、その人がぶっちぎりで勝ち続けているんだろうなというのが推察される。

こういうその世界におけるスーパーヒロイン、ヒーローを知るのも、専門雑誌の楽しみの一つです。
記事を読むと想像通りいくつもの大会で、考えられないぐらいの高得点で優勝し続けている模様。
完璧なフォームから繰り出されたボウルが、ストライクを積み重ねて優勝をもぎ取っていくらしい。
記事の最後に置かれた写真を見ると、表彰式の時のものなのか、ぶっちぎりヒロインが笑顔でトロフィーを掲げている。
幼子を泣かせるぐらいの迫力があった投球写真とは打って変わって、穏やかな笑みを浮かべている。
こうしたギャップっていいですよね。

私が大好きな専門雑誌もWEB化の傾向に。
未だに紙派の私としては、WEB化は致し方ないにしても、紙の形態も残して欲しいと思っているのですが。

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