キーボードに

  • 2015年11月30日

毎日いったい何時間ぐらいキーボードに触れているかと考えると・・・結構な長時間だと気付き、びっくりします。
稀に誰かのキーボードを使う必要に迫れて手を置くと、配列は同じはずなのになんとも打ち辛くて、他人の服を着てしまったような違和感まであるから不思議です。
長時間触っているうちに、キーボードと使用者が一体化するんでしょうかね。

長く接するものであればこそ、好みというのがあります。
私の場合キーボードは角度を付けて使用するのが好み。
たまに平らな状態で使っている人を見ると、こっそり裏返して小さいスタンドを立てちゃおうかという気持ちがうずうずします。

そしてなんといっても私にとって大事なのはリストレスト。
その名の通り、手首を休息させるための置き場。
これをキーボードにぴたりと付けて置き、そこに手首をのせます。
その様子がこちらです。
P1010383
様々なサイズが売られていますが、結構手を左右に動かすようで、小さいものだと手首が落っこちちゃうので、キーボードよりも長さのあるものを買います。
私の手首はオイリーなのか、使っているうちに変色してしまい、ちょっと見っともない状態になります。
それで年に1度程度買い替えています。
マウスパッドも平らなものではなく、リストレスト付きのものを選ぶようにしています。

自宅に遊びに来た友人が、こうしたキーボード周りを見て「随分と手首に優しい女なんだね」と言いました。
優しいです、手首には。
リストレスト普及委員もかくやというほど、私は熱心に友人にそれの素晴らしさを伝え、使ってみてくれと促しました。
友人はリストレストに手首をのせ、しばらく動かしていましたが、やがて手を離すと「私はない方がいいや」とコメント。
いやいや、最終結論が早すぎると、私は再考を促しました。
友人は渋々といった様子で、もう1度リストレストに手首をのせてキーを打ち始めました。
その手元を見ていて、あることに気が付きました。
友人の指の動きがやたら軽快。
響く音もソフト。
私がキーボードを叩く音はもっと大きいぞと、その違いについてあれこれ考え出すと・・・。私が初めてキーボードを叩いたのは、遥か昔。
パソコンが出る前のことで、ワープロというものが最初でした。
当時のワープロはキーの1つひとつに結構な高さがあり、それを強く叩きつけないといけなかった。
時代と共にキーの高さはどんどん低くなっていきました。
そして「パソコンを買い替える度にキーの高さが低くなって、押した感じがしないなぁ」なんて思うように。
これが原因かも。
強く叩かなければいけない頃の習慣で、今じゃ必要ないのに、無駄に強く叩いているのかもしれません。
それで他の人と比べて手首の疲れを強く感じていたのかもしれませんね。
今回は珍しく正解に近い辺りに辿り着いた気がするのですが、どうでしょう。

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