スカーフの収納

  • 2016年03月21日

寒がりな私は1年中スカーフを持ち歩いています。
今の時期だけでなく、真夏の日でも私にとっては大切なキーアイテム。
レストランやカフェなどの室内温度が、私の希望温度と合っていないせい。
夏場であれば冷房がキンキンにかかっている店内では、10分もしないうちに身体が冷え切ってしまいます。
そこでバッグに忍ばせていたスカーフの登場。
首に巻いて寒さを凌ぐのです。
つまり私にとってスカーフは、ファッションアイテムではなく防寒グッズ。
suka-hu
これを収納しているのは、小さなケース。
出掛ける度にこのケースの中を引っ掻き回し、たたんであるスカーフを選びます。
たまに、あれっ、こんなのあったっけなんてことも。
下の方にあるスカーフは目に留まらないせいかもしれません。
収納の仕方に問題があるのではないか。
そもそもこの収納は一般的なのか?
皆はどうしているんだろう。
なんて疑問が浮かび、ネットで調べてみることに。

すると、スカーフ収納グッズを発見。
薄いビニール製のシートがありまして、上部にハンガーが付いていて、クローゼットに引っ掛けられるようになっている。
シートには穴がたくさん開いていて、その穴にスカーフを通して引っ掛ける。
これだと20枚ぐらいのスカーフがシート1枚に引っ掛けられて、幅はフツーの服ぐらいしか取りませんから、クローゼットの中で邪魔にならない。
しかも一挙に目にすることができるので、「あたしゃ今日もお呼びじゃないのさ」なんてお茶を挽くスカーフが出なくて済む。
こりゃあ便利な品だと喜んでいたのですが・・・。

それから1ヵ月が経ったある日、今日はどのスカーフにしようかと迷いながらも決めて、1枚をするするっと穴から外すと・・・ん? 皺が。
穴に通していたスカーフの、穴の縁と接していた箇所に皺が寄っている。
スカーフ自体の重さを、縁と接しているところでのみ支えていたせいでしょう。
もしや・・・と思って、ほかのも引っ張り出してみると、すべてのスカーフに皺が。
しかもこの皺ができているのが、スカーフの中央付近。
穴に通したスカーフは、穴のこちら側と、穴の向こう側を大体同じぐらいの長さにしていたため、皺が寄っているのはスカーフの中央部分に集中しています。
広げてみると、なんとも汚い感じ。
巻いたり縛ったりして皺が寄ることはあるのですが、そうしてできた皺とは明らかに違う。
ぐしゃっと子どもが握って作ったような皺で、その残念さは1分くらい沈黙するほど。

こんなオチがあったとはなぁと、ため息吐息。
発想は良かったと思うのです。
シートに穴を開けて、そこにスカーフを引っ掛けて、それをハンガーでクローゼットにというのは。
問題はスカーフ自体の重さと、その素材の繊細さに注意が払われなかったという点。
改良版を出してくれないかなぁと、期待しているのですが。

ブログ内検索

  • アーカイブ


  • Copyright© 2011-2024 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.

    error: Content is protected !!
    Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.