指を

  • 2017年09月25日

自宅の部屋の戸を開けようとしていました。
一日に何回も行うその行動によって、怪我をすることになろうとは夢にも思っていませんでした。

引き戸を開けようとする時は、引っ掛かり部分に指を掛けて少し開けてから、手を戸の端に移しすーと右に滑らせる。
これが正解。
が、その時の私は、引っ掛かり部分に指を掛けて戸を開けた後、手を戸の端に移動させずに、そのままにしてしまった。
どうなるか。
手は戸と一緒に隙間に。
そして激痛。
本当に痛い時って声は出ませんね。
無言で痛がる私。

中指の横がばっくりとえぐれていて出血が。
カットバンをしましたが、すぐにそれが血で染まっていくほどの結構な出血でした。
痛い。
中指も自分も。

以前スライサーで大根を薄切りにしていた時、親指までスライスしてしまったことがありました。
この時も結構な出血と痛さにもんどりうちました。
そして親指がいかに重要な役目を背負っているのかということに気付かされました。
親指が使えないといろんな動作に支障をきたすのです。
ツナ缶を前にどうやって開けたらいいのかと途方に暮れて初めて、親指の有り難さがわかるのです。
親指だけがほかの指とは向きが違う意味も、この時知りました。


そして今回は中指の負傷。
また私は知ったのです。
中指の大切さを。
中指が他の指より長いのには理由があるのです。
その方が細かい作業をするのに便利なのです。
一番長い故に様々な場面において、外側で支える仕事を担っています。
また最初に触れるという先陣の役目も果たしています。
そのせいで、戸の隙間に最初に引き込まれるという憂き目にも遭うわけですが。

怪我をする度その指の大切さに気付かされます。
きっと小指にも薬指にも大事な役割があるのでしょう。
もう十二分にわかりました。

今回の教訓。
引き戸を開ける時には集中しよう。


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