シャンプーなのかコンディショナーなのか

  • 2018年04月30日

風呂場で髪を洗っていました。
いつものようにぼんやりと。
すると突然「あれ?」と思う。
今、私が髪に付けたのは、コンディショナーだったっけ? と。
コンディショナーにしてはやけに泡立つ。
間違えてシャンプーのポンプを押してしまい、掌に出してしまった?
はて。

やがてもう一つの大きな疑問が浮かぶ。
私はすでにシャンプーを終えたのは確実か?
頭皮をごしごしした感覚がない。
だとすると、シャンプーを掌に出したのは合っていた?

いや、私のことだから、シャンプーは無意識の中ですでに終えていたというケースもあり得る。

大丈夫か、私。
ふと正面にある鏡の中の自分と目が合う。
固まっている表情の自分が不憫になる。

人生は何度でもリスタートできると、どこかで誰かが言っていた。
と自分に言い聞かせ、今、髪についているものを洗い流すところから始める。
そして「シャンプー」と声に出してボトルを確認。
掌で泡立てて頭皮に。
ごしごしする間中「シャンプーシャンプー」と呟く。
それを洗い流す間には「次はコンディショナー次はコンディショナー」と心の中で唱える。
コンディショナーを髪に付けて、それを洗い流す時には「これで終わりこれで終わり」と繰り返しました。

湯船に浸かりながら、これからは現状を心の中で呟きながら髪を洗わなくてはと誓いました。

皆さんはこんなことないですか?
洗髪とか歯磨きとか毎日同じことを繰り返す行為中に、それに集中できず別のことを考えていて、でも身体は習慣からいつも通り動いている――その最中に遠くにあった意識が身体に戻って来て、あれ? どこまでやったっけ、なんてこと。
私はたまにやらかします。
それはぽんこつのせいなのか、年のせいなのかはわかりません。
ビタミンが足りないとか、そんな理由もあったりして。
いずれにせよ、一日に何度もシャンプーするのは宜しくないので「シャンプーシャンプー」と呟くようにしようと思います。


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