医者から言われたのは

  • 2018年07月16日

体調不良で近所のクリニックへ。
症状などをドクターに説明する中で、遅延型フードアレルギーだという話をすると・・・それは世界的に認められていない概念だと言われる。
日本の学会がこの遅延型フードアレルギーを全否定しいたことは、ニュースで知っていたのですが、この検査でアレルギー源だと指摘された食品を食べないようになってから、体調が随分と改善された事実があるため、学会のコメントは聞かなかったことにして過ごしてきました。

しかしドクターからはっきりと、遅延型フードアレルギーの検査は無意味だと言われると・・・受け入れるしかない。
信じてきた私の4年間はなんだったのでしょうか。

そしてそのドクターが出した病名は「過敏性腸症候群」。
そっち? 本当に?
私がこの4年間なるべく摂らないようにしてきた牛乳やヨーグルトを、食べてくださいとドクターは言い切りました。

摂取しないようにしてから体調の改善を感じてきた身としては、それじゃ食べますとはならない。
そこでネットで過敏性腸症候群のことを調べてみると・・・FODMAPという単語に出くわしました。
FODMAPとは炭水化物に含まれる特定の糖質の総称で、これが多く含まれている食品によって過敏性腸症候群が引き起こされるのだとか。
これは比較的最近の考え方のようです。
そしてこのFODMAPが多く含まれている高FODMAP食品を食べず、低FODMAP食品を食べるようにするといいらしい。

で、この高FODMAP食品のリストを見てみると・・・遅延型フードアレルギー検査で、アレルギー源だと言われた食品とかなりだぶってる。
牛乳やヨーグルト、スイカなどが高FODMAP食品となっていて、これらは遅延型フードアレルギー検査で、アレルギー源だと指摘されたもの。
本来は違う病気であったけれど、たまたま食べない方がいい食品が重なっていたため、体調の改善がはかられたということなのでしょうか。

半信半疑ながらも高FODMAP食品だという品を、なるべく摂らないようにしてみました。
すると体調の改善が。
ということは、私はやはり過敏性腸症候群だった?
しかしながらこのFODMAPは新しい考え方のため、近所のクリニックのドクターにまでは浸透していなかった・・・こんなまとめ方でいいのでしょうか?

なにを信じたらいいのかわからないながらも、食事はしなくてはいけないので、しばらくは高FODMAP食品のリストにある品を、なるべく摂らないようにしてみようと思います。

高FODMAP食品の中にパンが入っているため、ずっと朝食はパンだったのをご飯にチェンジしました。
用意する時間は大分掛かるようになりましたが、体調は良いので、頑張って続けてみようと思っています。

西日本豪雨

  • 2018年07月12日

西日本の豪雨は大変でしたね。
お見舞い申し上げます。

朝食を摂りながらテレビを見ていたら・・・視聴者が撮ったという映像が。
それは今回の西日本の豪富被害に遭っている最中のものでした。
そこでは息子が父親に避難しようと説得しています。
しかしこのじいちゃんは首を縦に振らない。
そうしている間にも雨は降り続き、自宅前を流れる水嵩はどんどん増していく。
息子は様々な言葉を駆使し、必至で逃げようと訴えますが、じいちゃんは全然動こうとしない。
結局自力では逃げることができない状況となり、救助に来てくれた人が用意したボートに乗って避難した模様。

なにはともあれこの家族が無事で良かった。
ただ・・・じいちゃんの心模様がわからない。
じいちゃんはどうしたかったのか。
家を離れたくなかったのか?
自然の猛威を甘くみてないか、じいちゃん。

そして感じたのはこの息子の忍耐強さの凄いこと。
とにかく一緒に逃げようと説得を続けるのです。
私が同じ状況に陥ったならば「頑固者め。勝手にしろ」と吐き捨てて、じいちゃんを置いて出たかも。

地震とは違って、ある程度の進路や通過時刻が予想できる豪雨であっても、これだけの犠牲者・被災者が出てしまうことが残念です。
「避難指示」と「避難勧告」がわかりにくいから、「避難命令」にしたらどうかといった意見もあるようです。
受け取るイメージが強く、また程度がはっきりわかる言葉の方がいいだろうなと思う一方で、先のじいちゃんにとっては、どんな名称であっても関係ない気もします。
ザーザー雨が降っていて、目の前の道を濁流が流れている状態になり、息子が必死で逃げようと言っていても尚、避難したくないと思う人の心を変えさせる言葉なんて、ないんじゃないかと思うのです。

想定外、経験したことがない、予想以上の・・・こんな言葉で表現される自然災害が増えている気がします。
自分の経験値ではなにもはかれないと知り、早目に逃げるしかないのかなと思いました。

被害に遭われた方たちが、一刻でも早く元の生活に戻れるようお祈り申し上げます。

犬の性格

  • 2018年07月09日

友人A子が犬を飼い始めました。
保健所で殺処分を前に、命のカウントダウンをさせられている犬を引き取ったそうです。

A子の家に来た当初は随分とオドオドしていたそうですが、やがて慣れて家族の一員となったとか。

ところが1つ問題が発覚。
捨てられたという過去のトラウマのせいでしょうか。
1人(1匹)になることがとにかくダメ。
家族が外出する際、機嫌良く玄関で「行ってらっしゃい」をするのですが、最後の1人が外出しようとすると、もう大変。
自分だけが残されるということが怖いのか、行かないでの気持ちを全身から発散。
そして今生の別れかってぐらい鳴き叫ぶ。
それは、おかしくなっちゃったんじゃないかと心配になるほどの乱れ方。

そこで必ず誰かが家にいるように、家族でスケジュールの確認と調整をするようになったとか。

その犬が先日病気になり、ドクターから入院するよう言われたそうで。
A子は「うちの犬は物凄い寂しがり屋なので、家族が1人もいないところでは、ちょっとおかしくなってしまうと思います」と話したとか。
しかし「ご自宅ではケアできないのですから、入院するしかありません」とドクターから言われたため、致し方なく動物病院に預けて帰宅。

すると2時間後。
動物病院から電話が。
「引き取りに来てください」と言われたそうです。
だから言ったじゃんと思いながら動物病院に出向き、ドアを開けた瞬間聞こえてくる犬の鳴き叫ぶ声。
1匹の犬の混乱と興奮が、他の動物たちの心も不安にさせるようで、動物病院は物凄くやかましいことになっていたとか。

A子が犬を抱くと、ほっとしたのと同時に本来の体調不良を思い出したのか、すっかりおとなしくなったそうです。
ここまで大騒ぎする犬は初めてとドクターに言われたA子は、どうもご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでしたとスタッフたちに謝り倒し、自宅でのケア方法を教わってから帰宅したとのこと。

その夜家族全員で犬を囲みながら「どうしたら、私たちはあなたを捨てたりしないと伝えられるんだろうね」と話をしたとか。
本当に。
どうしたらトラウマを克服できるようになるんでしょうかね。
愛情はたっぷり注いでいるつもりでいるけれど、まだ私たちは信頼されていないのだろうかと思うと、ちょっと哀しいとA子は言っていました。

日本散る

  • 2018年07月05日

日本のサッカーワールドカップ、ロシア大会が終わってしまいましたね。
4年に1度の大会が終わったと思うのはサポーター。
でも選手にとっては一生に1度の大会が終わったといった感覚なのでは。

選手たちの多くは小さい頃にサッカーを始めたことでしょう。
それからたゆまぬ努力を続け、怪我を乗り越え、たくさんの試合を経験したことでしょう。
そうしてたった11人がワールドカップのピッチに立てる。
そこに立つまで20年、30年といった長期間に亘る苦労と努力があった。
それまでの人生をすべて注いでやっと摑んだ場所。
サッカー人生の中で1度巡ってくるかどうかわからないといった機会。
それが終わってしまったのです。

試合直後のインタビューで、選手たちの多くが呆然としていましたね。
現実を受け止めて消化するには時間が必要なんでしょう。

なぜ多くの人がスポーツ観戦を愛するのかといったら、その瞬間瞬間の技術やパワーだけでなく、その向こう側に見える努力の蓄積を感じるからでは。
そして自分を振り返ってみて、私ももっと頑張らないとなんて思えたり、元気を貰ったりする。
また人生の縮図のようでもあるので応援に力が入る。
試合の中では理不尽だったり、不公平だったり、残酷だったりといったことがゴロゴロ転がっている。
世の中もそう。
それでもがむしゃらに戦っている選手たちと、自分を兼ね合わせちゃう。
だからその選手が笑顔になればこっちも嬉しい。

今回各テレビ局のサッカーコーナーで、ワールドカップ出場経験者たちが登場していましたね。
その中には久しぶりに姿を見かける人もいました。
「太ったな」と思ったり、「予想以上のナイスミドルに仕上がってるじゃん」と高得点を付けたりしました。
いずれもサッカーが大好きといった気持ちがこっちにビンビンに伝わって来て、幸せな気持ちになりました。

選手たちにはお疲れ様と声を掛けたい。
そして午前3時キックオフという時差に負けずに応援した、日本のファンたちにもお疲れ様と声を掛けたいです。

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