ドラマを観るなら

  • 2020年04月02日

家に籠っている時間が長い今、皆さんはどんな風に過ごしていますか?
作家の1人としては、こうした機会には是非本を読んで欲しいと思います。
どんなジャンルの作品でも構いません。
読書の楽しさを味わって欲しいと願っています。

映画やドラマもいいですね。
普段はなかなか観られないシリーズものに手を出すのも、いいんじゃないでしょうか。

今、私は「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終章を観ている途中です。
最終章の配信がいつ始まるのかをチェックして、楽しみしていたのですが・・・いざ配信が始まると迷いが。
観たい。
でも観たら終わっちゃう。
だから観たくない気もする。
観たい。観たくない。
と、千々に心は乱れます。
それでこれまで観ずにいました。
ようやく心を決めて最終章を見始めることに。

重厚感のある挿入曲が始まると、ワクワク感で胸がいっぱいに。
フツーの連続ドラマのようにそれまでの粗筋を紹介してくれたり、今回の話と関係ありそうな人物やエピソードをピックアップして、ストーリーをわかり易くしてくれたりする・・・なんてことはこの「ゲーム・オブ・スローンズ」はしない。
いきなり始まって、ぐんぐんストーリーは進んでいく。
えっと、この人は誰だっけ? とか、なんでこの2人は敵対してるんだっけ? と疑問が浮かんでもヒント的なものは一切ないので、自分の記憶を頼りに、ただついていくだけ。

今はまだ観ている途中なので、このシリーズの最後がどういったものになるのかは、わかっていません。
どんな結末であったとしても、この「ゲーム・オブ・スローンズ」が素晴らしい作品であることは間違いないと思っています。

25歳でアガサ・クリスティーにハマり、作品を片っ端から読んでいきました。
そして全作品を読み終わったと気付いた時、呆然としました。
もう彼女は生きていないので、作品を読むことは出来ないということに気付いたからです。
素晴らしい作品を残してくれたことに感謝する気持ちと、もう新作を読めないことの寂しさが胸に溢れました。

果たして「ゲーム・オブ・スローンズ」を観終わった時には、どんな気持ちになるのでしょうか。
面白かったといった満足感でしょうか。
それとももう続きを観られないことへの哀しさでしょうか。
とにもかくにも最終話まで、作品世界を堪能したいと思っています。

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