海外ドラマとの付き合い方

  • 2020年07月20日

海外ドラマを結構見ます。
当然ながら、なんでもいいのではなく好き嫌いがあります。
今一番のお気に入りのドラマは、FBIの捜査官たちが事件を解決するもので、シーズン13に至る最新シーズンまでずっと見ています。

シーズン13ともなると、FBIの捜査官たちは知り合いの感覚。
いつの頃からか、知り合いが出ているドラマを見るといったものに。
だから新人捜査官が配属されてくると、たちまち不安になります。
レギュラー陣の誰かが、いなくなるのではないかと思うから。
長年のファンとしては、レギュラー陣の一人も欠けることなく、永遠にシリーズが続くことを祈っているのです。

正直、毎回素晴らしいドラマかというと、そうとは言えない。
それだけ長くやっていれば、マンネリにもなります。
そもそも約45分という時間制限の中で、事件が起きて、捜査して、犯人逮捕まで進まなくてはいけないというシバリがある。
だからどうしても、ストーリー展開は同じようになってしまう。
でも。
長年見続けているファンというのは、そうしたことも織り込んで愛しているので、前にも見たようなストーリーでもへっちゃら。
気になさらずにどうぞお続けになってと、出演者たちに声を掛けてあげたいぐらい。

そして俳優さんたちはとても努力しているので、全然年を取らない。
だからドラマの中での時間経過が今一つわからない。
元々役としての年齢設定もはっきりしない。
リーダー以外は年齢の上下関係も不明。
英語が母国語の人は台詞からそうしたことがわかるのかもしれませんが、字幕で見ている私には、敬語が出て来ないので、皆が同世代で会話しているように感じてしまう。

それでたまにレギュラー陣の子どもが出てきて、おっとと驚くことになる。
前に出て来た時にはまだ赤ちゃんだったのに、もうこんな大きくなっているってことは・・・と、ドラマの中で流れていた時間に気が付く。
子どもがこれぐらいの年齢になっているとすると、この役は40代の設定なんだなと推測し、そうか、皆それぐらいの年齢になったのかと感慨にふける。
そこではたと気付く。
チームの皆が、それぞれ管理職になっているべき年齢のようなのだけれど、全員一捜査員でいいのだろうかと。
それとも見た目は同世代にしか見えなくても、レギュラー陣たちの年齢は10~20歳ぐらい離れている設定なのか。

と、ここまで考えて、いやいやと思う。
テレビドラマを長年見続けるには、細部は大目に見る心意気が求められるものです。
レギュラー陣の奥さんの仕事が全然違うものになっていたり、兄弟はいないはずだったのに弟が現れたり・・・なんておかしなことも、丸ごと受け入れねばなりません。
それが正しいファンの道です。
このテレビドラマに関しては、これからもファン道を真っ直ぐ歩いて行かねばと思っています。

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