紙が

  • 2021年05月24日

友人の中には自宅にパソコンはあっても、プリンターはないという人が結構いました。
コロナの流行によって、自宅で仕事をするようになり、プリンターとスキャナーを買ったという話を何人かから聞きました。
私生活ではプリンターは不要な人も、仕事となれば必要になるのでしょう、

自宅の書斎が仕事場である私は、プリンターとスキャナーは必須アイテム。
壊れた時には仕事が滞ります。

なにかを調べた時、証拠として印刷しておく習慣があります。
これはフリーライター時代から。
校正者や第三者から、私が書いた文章中のどこかの箇所について、なんらかの指摘が入った時などに、自分がどのように、どこを調べて、それを書いたのかといったプロセスが残っていると便利だからです。

新刊「終活の準備はお済みですか?」の執筆の際にも様々なことを調べ、勉強し、印刷しました。
それをソファに載せたら、こんな感じになりました。

中央に聳え立っている書類の山が「終活の準備はお済みですか?」の執筆で使った資料です。
この山の高さは標準的。
特殊な世界を舞台にした場合には、もっと増えることもあります。

フリーライター時代はこうした紙の状態でしばらく残していたので、狭い部屋のあちこちに、難攻不落の山がたくさん出現することになり、歩けるスペースがなくなっていました。
スキャナーを投入するようになってからは、山の数は大分減りました。
印刷しておいたものを、スキャナーでデータとして残しておけるようになると、山は減ります。
減るはず。
どう考えたって減るしかない。
そのはずなのですが・・・なかなか減らない。
スキャナーが腕まくりをして「さーて、それじゃ、やりますかね」と、自分で書類を口に入れてくれるわけじゃない。
私がスキャナーの書類投入口に書類を差し込んで、スイッチボタンを押さなくてはならない。
これだけの量を一度に投入できるはずもなく、30枚ぐらいずつ差し込んでは、ボタンを押すという行為を延々と繰り返さなくてはならない。
心弾むような作業ではない。
だからつい明日にしようと先送りにする。
そしてソファに出来た山は減らず、座れない状態がずっと続くように。
えっと、ソファってなにをするものでしたっけ?

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