服を

  • 2021年11月11日

「服が欲しい欲しい」という時期と、「今、服に興味なし」の時期が交互にやってきます。
今年は「今、服に興味なし」の時期が続いていました。

引越しを検討していたため、物を増やしたくないとの気持ちが強く、買うという行為に消極的でした。
むしろ捨てる方に力を注いでいました。

そして引越し後は70箱もの段ボールの中の荷物を、どう収納していくのかに全力を注ぐことに。
収納棚を購入するためサイズを測り、ネットで調べて購入し、組み立て作業を代行してくれる便利屋さんを調べて依頼して・・・なんてことを、あたふたと、こなしていく日々。
服を購入する気持ちにはなりえませんでした。

コロナ過でもあり人と直接会うことが激減していたのも、服への関心を薄めていた要因に。

が、徐々に人と直接会う機会が増えてきて・・・「服が欲しい欲しい」時期に入ってしまいそうな予感が。

そんな折動画サイトで、ミニマリストのクローゼットの中を見ました。
へ? そんだけ? と思わず声が出る。
5着ぐらいしかない。
それで1年分だという。
憧れます。
そこまで思い切れたら、シンプルで気持ちの良い毎日を過ごせそう。

取材などで写真を撮られ、それがどこかの媒体で掲載される場合があります。
こんな時はスタイリストさんがつくはずもなく、私服になります。
どうするって話です。
クローゼットをごそごそやって、顔写りがよさそうで、ちゃんとしているように見えそうなのを探します。
こっちの方がいいか、いや、これは前に別の媒体の時に着てしまったから、こっちに。
いや、ちょっと地味過ぎるか・・・なんて、他の人にとっちゃ、どうでもいいことで、あれこれ迷う。
「誰もあんたの服にも、顔にも興味ないから」と友人らは言いますが、なかなか達観出来ない。

もし服が5着しかなかったら。
この迷う時間はなくなるような気がします。
「どれにしようかな、なのなのな」で決めてしまえるかも。

買うこと、所有することが是とされていた、バブルの時代を経験した身としては、ミニマリストになる道は遠く険しそう。

「服が欲しい欲しい」時期がやって来そうで、お尻のあたりがムズムズしている今。
ミニマリストの動画を見て、気持ちを抑えようと考えています。

服への関心が薄く、とんでもない柄のパジャマを着る姉ちゃんが登場する小説は「僕は金(きん)になる」です。
是非ご一読を。

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