文房具

  • 2025年05月22日

自宅の近くには個人商店がたくさんあります。
深夜までやっているスーパーや、24時間営業の弁当店もあり、日常生活には困らない。
と、言いたいところなのですが、出来ることならと願っていることもある。

商店に偏りがあるので、もっと種類が増えて欲しいという願いがあるのです。
新規オープンするのは、クリニックと整体院ばかり。

自宅周辺を歩いていると、改装工事を目にする。
なにが出来るのだろうと思っていると、しばらくして目隠しの布が外される。
すると新規オープンするのが、またしてもデンタルクリニックだと分かる・・・といったケースが多い。

生活していく上で、近所にクリニックが多いのは助かるっちゃ、助かるのですが、ここまで多くなくてもと思う。
整体院もしかり。

こんな風に人口に対して多過ぎると思える業種がある一方で、足りていない店が。
それは文房具店。
1軒あるのみ。

この店が子どもを対象にした品揃えをしている。
だからジャポニカ学習帳とか、コンパスとか、クレヨンとかが並んでいる。
顧客を子どもに限定したのであれば、この品揃えは正しいと思うのですが、私は大人。
名前を書く欄が付いていないものが欲しいのです。

子ども時代を過ごした家は下町にあり、周囲には同じように個人商店が多かった。
記憶しているだけで4軒の文房具店がありました。
品揃えはそれぞれでしたが、どの店にも子ども向けのものも、大人向けのものも、どちらも置いてありました。
今はそういう商売のやり方は難しいのでしょうかね。

そういえば、子どもの頃に折り紙を集めていました。
可愛い柄が入ったものです。
それでなにかを折ることはしない。
折りたい、作品を作りたいという欲望はなく、収集欲のみでした。

大体100枚単位で売っていて、透明のアクリルケースに入っていました。
でも可愛い柄は一番上の1枚だけ。
残りの99枚は無地のフツーの折り紙。
こっちはいらない。
一番上の可愛い柄の折り紙だけが欲しい。
「この1枚だけをバラで売って欲しいんだよなぁ」と、毎度思っていましたっけ。

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