アクセサリー
- 2012年10月25日
キラキラしているものが好きです。
バブルの頃は、女子大生だったので、ジャラジャラと派手なアクセサリーを身に着け、浮かれ遊んでいました。
当時の写真を見ると、相当にケバかったことがわかります。
ところが、30歳を過ぎて、金属アレルギーになってしまいました。
倹約の神様の計らいでしょうか。
アレルギーを起こしてまで、身に着けたいとは思わないので、ほとんど買わなくなってしまいました。
が、キラキラ好きの魂が死んだわけではないので、ブローチやヘアアクセサリーでお茶を濁しながら、自分の気持ちを抑えこんでいました。
と、ここ最近、金属アレルギーの人向けの専門ネットショップが登場。
さらに、アクセサリーのブランドショップも、アレルギー反応が出にくいと言われている金属を使用するなど、私のような者にも買える品が増えてくるように。
こうなると、倹約の神様には、ちょっとの間、休んでいただくしかないってもんです。
今まで、欲望を抑えてきた分、反動が凄くて、アクセサリーばかり買っているような気がします。
そうはいっても、そんなに高価な物が買えるわけでもなく、手頃な品ばかりではありますが。
これは、金属アレルギー向けと謳っていたネックレスではなかったのですが、ロングなので、ブラウスの上から二重にして身に着けることで、肌と直接触れず、アレルギーは起こしません。
今週、ネットで買ったネックレスは、ステンレス製のものでした。
ステンレスは、アレルギーを起こさない素材です。
オーストリアから届いた品は、とてもキラキラしていて、ステキ~と呟きながら、箱から取り出したのですが、いざ、身に着けてみようとしたところ、留め具が外れません。
それは、初めて見るような個性的な留め具。
ちょいと引っかかっているだけに見えるのですが、これが、歯を食いしばって押したり引っ張ったりしても、びくともしない。
「ペンチ」という単語が頭に浮かんできましたが、そのような道具を必要とするアクセリーがあるものかと、なんとか、素手で留め具を外そうと頑張りました。
が、どうにもダメで、結局、買ったところのカスタマーセンターにメールで質問。
商品番号を記入し、どうにも留め具が外れないのですが、コツはあるのでしょうか? と。
できれば動画で返信して欲しいよなぁと思いましたが、翌日届いたのは、テキストでの返信メール。
ネックレスの正面に向かって持ち、金属部分の左側を右へ、右側を左へ押すと、右のU字部分が外れる・・・と、書いてありました。
私は、ネックレスの裏側を手前にして、押したり、引っ張ったりしていたので、裏返し、書いてあった通りに、やってみると――なんと、簡単に留め具が外れました。
こんなことが、一人でできない己に呆れるばかりですが、カスタマーセンターのアドバイスの的確さには、すっかり感心してしまいました。
今後も、金属アレルギー向けの商品は増えていくのでしょうか?
嬉しいような、無駄遣いばかしてしまうので、恐ろしいような、複雑な気持ちです。