湯たんぽ
- 2012年12月10日
寒がりの私が、電気アンカを使い始めたのは、中学生の頃。
それから長い年月を、歴代の電気アンカたちと、冬を過ごしてまいりました。
昨シーズン中に、電気アンカが壊れてしまい、新しいものを早急に買い求めなくてはならなくなりました。
まず、大事なのは、納期です。
3日たりとも電気アンカなしで過ごすことはできません。
即日発送などと、納期のスピードを謳っているサイトの中で探していると・・・湯たんぽに目が留まりました。
これまで、湯たんぽを使ったことはありません。
湯なんて、すぐに冷めてしまうものを、一晩も布団の中に入れていれば、朝には、却って冷たい思いをするのではないか。
寝相の悪い私では、蹴っ飛ばしたりするに違いなく、そうしたら、中の湯が零れて布団がびっしょびしょといったことになるんじゃないか。
こういった不安があり、長いこと、湯たんぽには目を向けてきませんでした。
ただ、時代はエコですし、湯たんぽがすたれることなく、使われ続けているようなのも、理由があるからのように思われます。
そこで、ここは思い切って、生まれて初めて、湯たんぽに挑戦してみることにしようと、注文をしました。
翌日届いた湯たんぽは、昔々我が家にあった、氷嚢のような形状。
ニット製のカバーを付けると、見た目もなんだかあたたかそうです。
寝る前に、湯を入れ、キャップを締めました。
こんな簡易な捻りのキャップで、本当に大丈夫だろうかと不安が頭をもたげてきますが、腹を決めるしかありません。
布団の足元付近に置き、横になります。
そして、足の置き場を探します。
近すぎれば、蹴っ飛ばしそうですし、遠すぎれば、あたたかさを感じられません。
足をあっちこっちに動かして、ここら辺かなという場所を見つけました。
なんだか、湯たんぽに遠慮しながらの就寝となりました。
翌朝、目覚めて、湯たんぽの位置を確認すると、就寝前とほぼ同じ位置にあり、中の湯が零れてもいませんでした。また、まだまだあたたかくて、びっくり仰天。
どんな素材でできているのかわかりませんが、長時間の保温力に脱帽です。
こうなってみると、何故、長いこと、湯たんぽに見向きもしなかったのかと、己の行動を反省してしまいます。
今、大きな声で言いたいです。
湯たんぽ、最高!! と。