奇病発生か
- 2014年04月17日
ある朝のこと。
歯を磨いた後、何の気なしに舌をべろんと鏡に映してみると・・・なんと、下に黒いカビのようなものが発生していました。
それは円状で、直径は1センチほど。
我が舌ながらそれは大層気色悪く、思わず吐き気をもよおすほど。
口をゆすいでみたり、舌クリーナーでこそげ落とそうとしてみたりしましたが、黒いカビのようなものは、消えてくれません。
なんちゅう奇病にかかってんだと毒づきながら、これから早速病院に行かねばと決意しました。
が、何科に行けばいいのだろうとの疑問が。
歯科でいいのでしょうか?
グロテスクさが重病のサインっぽいので、まずは内科のような気もします。
そこでネットで調べてみることに。
検索で引っかかってきたページをいくつか読んでみたところ、わかったのは、鼻水止めの薬を連日飲み続けていると、舌に黒い斑点が出てくる場合があるらしいこと。
思いもしなかった情報。
しかも、納得の情報。
実は鼻炎に悩まされていて、症状が酷い時には、かんでもかんでも洟が止まらず、仕事にならないことも。
そんな時には、鼻の孔にティッシュを詰めて執筆をしていましたが、それは息苦しくて辛いので、結局は鼻水止めの薬に助けて貰っていました。
ちょうどその頃は、鼻炎が酷く、連日鼻水止めの薬に頼っていたのです。
と、すっかり納得しかかったものの、舌にできた黒いカビのようなものが、本当に鼻水止めの薬のせいなのでしょうか。
どうも私には、鼻と舌の関連性がよくわかりません。
そうしたことが書いてあるページを3度読んでみましたが、原因と発症に至るまでの経緯については理解できませんでした。
どうしたものか。
そのネット情報によれば、鼻水止めの薬を飲まなくなれば、舌の黒い斑点は消えるとあります。
しばし悩んだ結果、緊急性はないと判断し、鼻水止めの薬を飲むのを止めて、様子をみてみることに。
鼻水止めの薬を飲まずに過ごすこと2日。
恐る恐る舌をべろんと鏡に映してみると・・・きれいさっぱり消えていました。
どうやらネット情報は正しかった模様。
お陰で、どこかの忙しいドクターの手を煩わさずに済みました。
最近では、ネットの情報との付き合い方に難しさを感じるようになっていました。
ですが、今回のようにそのネットの情報によって、無駄に心配しなくて済むという経験をすると・・・上手く付き合い方を会得すれば、やっぱり便利なツールなんだよな、と今更ながら感じました。