便利グッズを
- 2014年05月01日
これまで、いったいいくつの便利グッズを買ってきたことでしょう。
謳い文句に煽られて、気が付けば「まー、なんて便利」「こういうのを待っていたのよ」といった気持ちになって、「それ、いただくわ」となってしまいます。
が、そうした便利グッズが、本当に便利かどうかは、実際使ってみないとわからない。
当然、失敗もたくさん経験することに。
そんななかでも、たまには「これ、買って良かったわ」といった品と出合えることも。
その1つが、こちら。
レンジでゆで卵を作る調理便利グッズ。
中の皿の下に水を入れ、生卵を皿に置き、蓋をして、レンジへ。
中には4つまで卵を入れることができ、これだと600wで14分で完成すると、説明書きにはあります。
これの、なにがいいって、レンジに入れておけば、勝手に出来上がってくれる点
普通にゆで卵を作る時には、鍋を火にかけでゆでるので、そんなにメンドーな作業ではありませんが、1つのコンロを20分近く占領されてしまうという点が問題だったのです。
それが、レンジでできると、コンロは塞がらず、その間にそのコンロで別の料理を作れるので、効率がよくなるのです。
ゆで卵は名脇役でありますが、主役にはならない品。
その脇役の下準備で1つのコンロを長時間専有される事態は、できれば避けたかった。
その残念な状態を、この便利グッズが解決してくれるのです。
こうした便利グッズのありがちな落とし穴が、後片付けの問題。
使う時には便利なのに、毎度毎度の片付けの度に、分解しなくちゃいけなかったり、自動食洗機には入れられなかったりといった落とし穴。
そこも工夫してくれよっと言いたくなること、ありますね。
お手入れや後片付けがメンドーだと、結局は使わなくなり、棚の中で冬眠するという結末に。
このゆで卵作り器は、自動食洗機には入れられませんが、受け皿、小皿、蓋の3つをフツーに食器洗剤で洗えばいいだけなので、それほど手間だと感じません。
ゆで卵しか作れないという点が、それじゃあなぁと思う方もいるかもしれません。
私も、そこ、考えました。
が、ゆで卵も作れるし、茶碗蒸しも作れるし、ご飯も炊ける・・・などと機能をあれこれ盛り込めば盛り込むほど、そのサイズは大きなものになってしまうでしょうし、手入れと後片付けはメンドーになるであろうことは火を見るより明らか。
ここは潔くゆで卵だけ、とするべきなのでしょう。