和菓子
- 2014年06月26日
最近よく和菓子を食べます。
これは、以前いただいたお饅頭。
小ぶりながら、どしんとお腹にくるような甘さが美味しかったです。
なぜ最近和菓子を食べるようになったかといえば・・・自分に牛乳と卵白にアレルギーがあると判明したため。
このほかにも色々な食材にアレルギーがあり、食品の裏面に書かれている原材料名をルーペで追うのが日課になりました。
そんな時には、思わず「あーメンドー臭い」と呟いてしまいます。
が、アレルギー源を摂らないと、明らかに体調がいいのも事実でして、メンドー臭くはあっても、今日も原材料名の蘭にルーペをあてるのです。
なんといっても残念なのは、牛乳と卵白がダメだと、スイーツ系のほとんどがNGになってしまうこと。
これ、当初予想していた以上に、メンタルに響きます。
コンビニで主役といえば、やはりスイーツの棚。
店内のスポットライトはすべてスイーツの棚に向いているに違いないと思うほど、光り輝いています。
当然、足は自然とそこへ向かってしまいます。
牛乳と卵白を使っていないスイーツはないという現実を受け入れるまで、5分以上かかります。
棚に並ぶ品を端から端までチェックしていき、見逃したものがあったのではとの思いに駆られ、もう1度すべての品をチェックするのに、それぐらいの時間が必要なのです。
結局、打ちひしがれて棚から離れ、羊羹やお煎餅といった渋いオヤツをレジに運びます。
グレてしまいそうになる気持ちを宥め、いつの日か生クリームたっぷりのロールケーキやショートケーキを食べられる日がくるさと、自分に言い聞かせます。
私のような遅延型のフードアレルギーは、一定期間その食材を除去したら、再び摂ってもいい日がくると言われています。
その日がくるのを心待ちにしながら、今日もコンビニのスイーツの棚の前に立ちます。
じっとスイーツを凝視し続ける女がいたら、それは私かもしれません。