視力
- 2014年07月14日
視力の衰えを日々感じています。
OLをしていた頃までは、視力は2.0でした。
それが現在は、0.3に。
それでも、大抵の時間は裸眼で過ごしています。
眼鏡は2つもっていますが、使うのは、美術館や舞台鑑賞に行った時だけ。
執筆も原稿のチェックも裸眼で行っています。
食品の内容表示を見る時は、眼鏡をかけるのがメンドーなので、ルーペでチェック。
本もDVDでの映画鑑賞も、裸眼で見ます。
が、先日瞬きをする時に、どっこいしょといった大変さを覚えました。
それまで無意識にしていた瞬きが、結構ハードな肉体労働になってしまったといった感じ。
さらに、左目の奥に痛みのような違和感も。
これは、ちょっとマズいと思い、以前検査をしてもらった眼科へ。
いくつもの検査をした結果、ドライアイと診断されました。
2週間分の目薬をもらって、帰宅。
どれどれと点眼方法が書かれた紙を覗きます。
それによれば、2種類の目薬を1日に4回すること。その時2種類の目薬の点眼には5分以上の間隔をあけること、といった注意点があるようです。
ふんふんと気軽に読み終わった時点で、この点眼がどれだけメンドー臭いものかに気付いてはいませんでした。
まず、紙に書かれていた通り、使い切りタイプの目薬の容器を、爪で弾くようにして、中に入っている液体と粉を混ぜます。
端を切り取り、いざ、点眼。
と、目の前が真っ白に。
そういえば、薬剤師が「点眼後しばらくは真っ白になりますが、そういう薬なのでびっくりしないで使ってくださいね」と説明していたっけなぁと思い出します。
やがて霧の中にいたようだった視界が晴れてきたので、もう1つの目薬を手に取り、はっとします。
2種類の目薬の点眼には5分以上空けると書いてあったのに、1つ目の目薬を点した時に時刻を確認していませんでした。
しょうがないので、その時点から5分を計り、2種類目の目薬を点眼。
薬剤師から事前に、点眼後目薬が鼻に落ちてきて、その時苦味を感じるでしょうが、元々胃薬として開発されたものが、目薬としての効能があるとわかったものなので、気にせず、むしろ胃にいいぐらいに思ってくださいと言われていたので、苦味を感じた時も、おお、これかぁと思ったぐらいで済みました。
クリニックに行った直後は、こんなことも面白く感じられるものですが、1日、2日と日にちが経っていくと、そうした新鮮な驚きはなくなり、メンドー臭さだけが心に刻まれていきます。
そして、1日に4回というのも、曲者。
さて、点眼しようかと思った時、はて、これは今日2回目か? それとも3回目? と段々わからなくなってくる。
「正」の字を書いておくべきだったと反省し、翌日には「正」の字を書くことに。
が、これが続かない。
すぐに、これは2回目なのか3回目なのか、はたまたすでに4回目を終えていたりするだろうかと首を捻る状態に逆戻り。
却って目によくないことをしているのではないだろうかとの疑問を封印し、なんとか2週間を乗り切りました。
結果、瞬きは以前のようにすんなりとできるようになり、また左目の奥に感じていた違和感も消えました。
やれやれ。