アイスコーヒーを
- 2014年08月28日
コーヒー豆はいつも通販で買っています。
豆の銘柄は指定せず、お任せで注文すると、その日焙煎したなかから、何種類かの豆を送ってくれます。
ある日、注文したコーヒー豆が届いたので、開封すると、水出しアイスコーヒーバッグなるものが、サービスとして同封されていました。
水出し麦茶を作る時のような白い小袋の中にコーヒーが入っていて、それで簡単にアイスコーヒーが作れると書かれた紙も入っていました。
この作り方が書かれた紙をちゃんと読んでおくべきでした。
私の失敗はいつもここにある。
面倒臭がって、取扱説明書の類をきちんと読まずに見切り発車してしまう。
と、気付くのは、大抵失敗した後なんですが。
ちょうど明日は打ち合わせに編集者が来るから、その時これを出そうと決めました。
そして翌朝、そうそう、アイスコーヒーを作らなきゃと、改めて作り方が書かれた紙に目を落とすと・・・。
容器に水出しアイスコーヒーバッグを1つ入れ、その上から1リットルの水を注ぎ、そのまま冷蔵庫で24時間冷やすと書いてある。
げっ。
24時間?
そんなにかかるとは思わなかった。
指を折って数えると、編集者が来る予定時間まで5時間ぐらいしかない。
容器の中でシャカシャカしてみたり、絞ってみたりしてもダメだろうかと、小袋を人差し指で押して、耐久性を探ってみたり。
無理ですね、恐らく。
「飲みたい時間の24時間前に準備を始めてね」といった注意点を、大きな赤字で書いておくべきではなかろうか。
と、ちゃんと読まなかった自分の非を棚に上げて、作り方の書式に八つ当たり。
それじゃ、家にあるほうじ茶や緑茶を出そうか、という気持ちにはならないのが不思議なところ。
一度、今日はアイスコーヒーと思ってしまうと、口や舌が、すでにアイスコーヒーの苦味を待ってしまっている。
ほかの飲み物に変更するのは、脳と心はオッケーでも、口と舌が許してくれない。
しょうがないので、コンビニに行き、アイスコーヒーのペットボトルを購入。
これで口と舌もひとまず満足。
それにしても・・・取扱説明書の類をちゃんと読むようになるまで、あと何回ぐらい失敗するつもりなのだろうかと、自分に尋ねたい心境です。