誤配されて
- 2014年10月09日
郵便受けを開けると、見慣れた封筒が。
DVDのレンタル契約をしている会社から、DVDが送られてくるのですが、その時に使用されている封筒でした。
いつもであったら、即座に開封しているところですが、その日に限って、なぜか宛先の名前に目がいきました。
と・・・私の名前ではない。
ん?
と思って、住所を確認すると、区までは合っているのですが、それから先の住所がまったく違っている。
その間違いっぷりは、見事と言えるほど。
街の名前の字が似ているとか、音が似ているといったことはなく、距離からいっても相当に離れている。
番地も全然かぶっていないし、そもそも部屋番号もまったく違う。
こんなに間違うもんだろうかと思いながら、一旦自宅へ。
こんな時はポストに投函すれば、正しい場所に配達されるか、差出人に戻されるかするんだったよな、なんて思いながら今一度封筒を眺めてみると・・・これは宅配会社のメール便によって配達されたと書いてある。
ってことは、ポストに投函してはいけないということ。
どうすりゃいいんだろうとしばし考え、誤配した宅配会社かと気が付きました。
で、連絡先を見てみると・・・フリーダイヤルじゃない。
となると、私が電話代を負担して電話を掛けて、間違ってますよと教えてあげなければいけないということ。
「人の親切心につけこんでますか?」と問いたい気持ちになった私は、けつの穴が小さいのでしょうか?
しょうがないので、電話代を私が負担をして電話をし、事情を説明すると「そうですか」という返事。
謝罪や電話をしたことへの礼の言葉を期待していた私は、間違っていたのでしょうか?
「引き取りはいつがいいですか?」とまるでフツーの集荷依頼を受けたかのような対応。
日時を指定し、電話は終了。
約束の時間にドアフォンが鳴ったのでモニターを見ると、そこには宅配会社の制服を着た男性が。
マイクをオンにすると「電話をもらったのを、引き取りに来ました」との声が。
ドアを開け、誤配された封筒を差し出すと「どうも」のひと声だけで、あっという間に姿を消しました。
対応、違くない?
と思った私は人として立派じゃないからでしょうか。
なんだかなぁと思った出来事でした。