2015年をむかえて
- 2015年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
昨年はどんな年でしたか?
私はお陰様で単行本を2冊と文庫を2冊出版することができ、大変恵まれた1年でした。
単行本「我慢ならない女」では、女性作家の生涯を描きました。
「エデンの果ての家」では父と息子の葛藤がテーマとなりました。
文庫の「恋愛検定」は、突然現れる恋愛の神様に、自分の恋愛力がどの程度か判定してもらうというお話です。
「週末は家族」では施設で暮らす少女が、信頼できる大人がいることを知っていく物語です。
様々な小説を発表できる機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
今年は・・・さて、どんな年になるでしょうか。
今は2月刊行予定のゲラチェックと、新作の執筆をしています。
長いこと執筆は辛くて吐きそうになりながら行うものでした。
それが、突然どこかのスイッチが入ったようで、楽しくて楽しくて仕方がない行為に変わりました。
なぜ急に執筆が心の底がわき立つような楽しい行為に変わったのか、まったくわかりません。
ただ、とにかく楽しいのです。
とてもシリアスな内容のものであっても、楽しさは変わらず。
どうやら内容とは関係なく、書くという行為が楽しいようです。
文字だけで、読者をどんな世界にも連れて行けるということに今更ながら気付き、その魔力に夢中になっているといった感じです。
今のこのわくわく感を大事に、一作一作を大切に書いていきたいと思っています。
このブログを始めて4年目に入りました。
当初は更新を続けられるだろうかと心配していましたが、こうして継続できているのも訪問してくださる方々があってのこと。
ありがとうございます。
心に残るような作品を生み出せるよう、精進してまいります。
皆さんの2015年が素晴らしい年となりますように。