クリップを

  • 2015年04月27日

そこはちょっとモダンな文具を扱うネットショップ。
と、動物の形をしたクリップを発見。
が、2種類しかない。
製造元の蘭にあった名前を検索サイトで調べ、そこらしきHPにアクセス。
どうやらアタリのようです。
動物の形をしたクリップが10種類ぐらい販売しているし、ほかにも植物や人間の形をしたものも。

ほ、欲しい・・・との心の声に従い、まとめ買い。
P1010496
それぞれがケースに入っていて、中身はこんな感じ。
P1010502
クリップは結構よく使います。
書類のやり取りの際に一筆箋やメモを付けるので、クリップが必須になるのです。

これ以上に使うのは、原稿チェックの時。
誤字・脱字は勿論、やっぱりここは違う表現の方がいいと判断した時に修正します。
この時、赤いペンで紙の余白に直したい言葉を書くのですが、その量が多い時には余白が足りなくなってくる。
上から下に向かっていた文字は急に右に曲がり、紙の端に到達すると、今度はまた下方へと伸びていく・・・なんてことになると、実際にその指示通りにデータを修正しなくてはいけない印刷所の人が「ちっ」となる。
で、ミスも出やすくなる。
そこで、原稿には添付のA参照とだけ入れて置き、手書きでしたためた原稿用紙をクリップに付けるのです。
クリップが象だろうが、豚だろうが、印刷所の人には関係ないことでしょう。
でもこちらの気持ちとしては、精魂込めて書いた原稿ですから、それに付けるクリップにもこだわりたくなってしまうのです。

こうしたクリップをまず目にするのは編集者。
大抵の女性編集者からは、可愛いクリップですね的なコメントがあります。
気付いてくれるのです。
が、男性編集者はほぼ100%、ノーリアクション。
なにも言ってこないから、こっちから「可愛いクリップだったでしょ?」と投げかけてみると・・・「クリップ?」と聞き返してきます。
しょうがないので「クリップが象さんだったでしょ」と私が思い出させようとするも、「象でしたか?」となんとも残念なコメントが返ってくるばかり。
目に入っていないはずはないのに、それに注意を向ける人と、向けない人の違いは、男女の脳の違いとどんな関係があるのでしょうか。
ちょっと勉強してみたくなりました。

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