無洗米を
- 2015年06月15日
無洗米を食べています。
いつ普通の米から無洗米にチェンジしたのか覚えていないほど、愛用し始めてから長い時間が経ちました。
無洗米のパッケージの裏には、なにやら文字や絵がびっしり。
そういうものをちゃんと読むしっかりさんではない私は、ずっとスルーしてきました。
が、ある日ふと、なにが書いてあるのかと読んでみると・・・無洗米はすでにヌカを除去してあるため、計量に注意とあります。
おっと。
毎日美味しくいただいていたのに、それじゃいけなかったようです。
確かにすでにヌカが取れているわけですから、フツーに計量カップで計ってしまうと、量が多くなってしまいますね。
フツーの計量カップの場合は、10%ほど少なめにするようにと書いてあります。
10%・・・それってどれくらいでしょう。
わかりません。
そこでネットで無洗米用の計量カップを探して購入。
品物の2倍近い額の配送料がかかりましたが、美味しいご飯を食べるためとあればいたしかたなし。
届いた無洗米用の計量カップで計り、炊飯器にセット。
炊きあがり、どれどれと食べてみると・・・今まで食べていたのより数段不味い。
どうしてだ?
間違った分量で炊いていたご飯の方が美味しいというのはどういうこと?
すっかり混乱した結果辿り着いたのは「ドジだから計り方を間違えたんだな」という答えでした。
今度は慎重に計量。
プラスティックに印字された線がとっても薄くて、ルーペを使ったり、何度も持ち上げちゃライトに翳したりして無洗米を計量。
無洗米を内釜に入れると、今一度パッケージの裏書きを読み直し、水はフツーの白米と同様でいいと確認し、目盛りの線まできっちり水を投入。
炊きあがり、中を覗くと・・・光ってない。
嫌な予感を覚えながらひと口食べてみると・・・やはり今まで食べていたのより不味い。
額に手をあて考えること数分。
答えのようなものは下りて来ません。
もしかしたら炊飯器がこのタイミングで壊れたといったオチかもしれないと、自分でもあまり期待できない答えを導き出すのが精一杯。
そこで今度はそれまで通りに、フツーの計量カップを使って炊いてみることに。
と、美味しい。
ヌカの分があるのだから、水量に対して無洗米は多過ぎるはずなのに。
ヌカの分はどこにいった?
世の中には不思議なことがいっぱいだとつくづく思いました。