ポチ袋
- 2015年07月09日
ポチ袋のオーダーをネットでできると知り、お願いしてみました。
めでたい絵柄数種類の中から1つ選び、文字を入れるというイージーオーダースタイル。
私はダルマを選び、名前を入れて貰いました。
それがこちら。
お札を半分に折ると丁度のサイズです。
が、これに現金を入れることは滅多にない。
図書カードを入れることが多いです。
どうも現金を渡すということに抵抗感があります。
現金を渡すなんて、却って失礼になるのではとの思いが湧き上がってくるのです。
どこでなにによって刷り込まれた印象なのか不明なのですが、どうも恥ずかしさや照れを払拭できない。
海外の人のように、さらっとチップを渡せるような人物になりたいもんだと思うのですが。
これが図書カードになると気持ちが全然違う。
抵抗感ゼロで「どうぞ」と渡せる。
価値としては現金と同じなのに不思議なもんです。
場合によっては「これでもって私の本を買うのは勿論ですが、それ以外の本も買ってください」なんて軽口も叩けちゃう。
友人の子どもが入学したなんて時にも、図書カードを渡すことが多いです。
友人であればある程度好みを想像できますが、その友人の子どもが今なにに夢中かなんてことまでは把握できていない。
そんな時でも図書カードなら完璧です。
以前自宅近くの商店街のスピードクジで、5000円分の商品券を当てたことがあります。
商店街の中にある店でのみ使える商品券でした。
さて、どこで使うかと考えた時、すぐに浮かんだのが書店でした。
商店街に1軒だけ書店があったのです。
そこですぐさま書店に行き、店員さんにこの商品券は使えますか? と質問。
使えますというので、ウキウキしながら本を選び始めました。
いつもだったら絶対に手に取らないようなジャンルの本にも挑戦です。
楽しいのなんのって。
必死で暗算したのですが段々わからなくなってきて、携帯電話の電卓機能を使いながら5000円をほんのちょっとだけオーバーするように本を取捨選択し、レジへ。
商品券とオーバーした20円を出して、本をゲット。
帰り道は本の重さに難儀しましたが、幸福感に浸っていたのでとてもご機嫌。
突然手に入った5000円が、こんなにも楽しい時間をくれたことにちょっとびっくりでした。
こんなワクワクを感じて貰えたら・・・そんな思いで図書カードを差し上げています。