夜中に
- 2015年08月13日
夜中のことです。
半分寝ていて、半分起きているような、そんな感じの時でした。
なぜか、明日の朝食の用意はしたんだったっけ? といった疑問が頭に浮かびました。
したした。
おかずをちゃんと用意した記憶が蘇り、ほっと胸を撫で下ろします。
一気に眠りに突入したいところですが、どうもなにかが引っかかる。
やがてその原因がわかりました。
白飯をタイマー予約するのを忘れていたのです。
朝食を和食にしようとおかずを用意したのに、肝心のご飯の準備をし忘れていました。
それにしても、よくこんなことを夜中に思い出したよなぁなんて、食への執着に感心したり呆れたり。
で、ここからが大変。
起きて炊飯器をセットするべきか、それとも一切を忘れてこのまま眠りの奥へと進んでいくべきか。
働き者の天使が言います。
無洗米なんだし、すぐにできることなんだから、起きて用意しちゃいなよ、と。
ぐうたらな悪魔が囁きます。
止めとけ、止めとけ。1度起きちゃったら、その後なかなか眠れなくなるぞ、と。
「おかずだけじゃ、朝食にならないよ」
「凍ってるパンをチンすりゃいいじゃん」
と、天使と悪魔が色々なことを言ってきて、私を悩ませます。
が、私の場合圧倒的に悪魔が強い。
というか、悪魔のいいなりなんですね、大抵。
で、そのまま寝ることにしました。
翌朝。
いつもの段取りで食事の仕度をしていると、炊飯器の終了ランプが点いていないことに気付き、一気に夜中の葛藤の記憶が。
また悪魔の方に従ってしまった己にがっかりしながら、パンを冷凍庫から取り出しました。
普段は明日の朝はパンを食べるぞと決めた時には、前夜のうちにパンを冷凍庫から冷蔵室へと移し、解凍していました。
なので、レンジで解凍する際の適当な時間がわからない。
そこでひとまず30秒レンジに入れてみる。
と、結構軟らかくなったので、トースターへ入れて焼いてみると・・・外も中もカッチカチの物凄いトーストが完成。
カッチカチのトーストを、噛み千切るようにして食べるはめになりました。
やっぱりメンドーでも、起きて炊飯器のセットをするべきだったと思っても、後の祭りなのでございます。