ワンピースを買ったものの
- 2016年07月14日
ネット経由でワンピースを買いました。
カシュクールタイプのものです。
自宅に届くとすぐに試着をしてみることに。
肩に羽織り、着物のように前身頃をクロス。
左右の前身頃の端にはそれぞれ紐が付いています。
この紐で布を縛ろうとすると・・・なんだ、どうやるんだ? との疑問が。
左右の紐は右の前身頃に付いているのは長く、左の前身頃に付いているのは短くなっています。
となると、長い方の紐で身体を左から回り込むようにして、待っている短い紐のところまでいき、出合ったところで結ぶのだろうと思うのですが・・・。
長い紐で左から回り込んでみると、左の前身頃は内側になるので、それに付いている短い紐も内側に隠れてしまい、紐同士が出合わない。
逆か?
と考え、右の前身頃の前に左の前身頃を重ねてみましたが、短い紐では身体の周囲をめぐらせられない。
また、出合いたい長い紐が内側に隠れてしまうので、結べないのは同じ。
こんなに難しいワンピースがあるとは。
購入したショップのサイトに今一度アクセスし、モデルさんが着用している写真を凝視。
と、着物のように右の前身頃を内側にしていました。
しれっと着てる。
どうすりゃいいんだ? と私のように眉間に皺を寄せて考えましたといった風情は皆無。
商品の説明文をじっくり読んでみましたが、紐の結び方についての言及はなし。
紐の結び方がわかりませんといった問い合わせをするのは、ちょっと恥ずかしい。
それを理由欄に書いて返品するのも、ちょっと口惜しい。
ポンコツはポンコツなりに、こうした時どうすればいいかを学習してきました。
一晩放置。
翌日になればフレッシュな気持ちになり、新しいアイデアが浮かぶかもしれないから。
翌日になり、今一度ワンピースを肩に羽織ってみます。
右の前身頃を内側にするということは、そこに付いている長い紐はやはり身体の背後を回っていくはず。
が、このままだと布の内側にあるので、外に一度出る必要がある。
どうやって紐を外に出す?
穴でも開いていれば、そこを通せるかも。
と思い付き、脇の縫い目を舐めるように見ましたが、穴なんて開いてない。
ネットショップに問い合わせのメールをする時には、日本語が下手っぽく書いてみたら、懇切丁寧な返事がくるのではないかなんてことをちらちらと考えながら、今一度脇の縫い目をチェックしましたが、穴はない。
問い合わせメールの文面を考えながら、ふと、脇の縫い目に指をあて、下からすっと上げていくと・・・違和感が。
違和感のあった箇所をよくよく見てみると・・・1センチほどの穴を発見。
ここか!
で、その穴に長い紐を通して身体の背後をぐるりと添わせてみると、見事短い紐と出合いました。
穴、小さ過ぎ。
ポンコツの私は、穴を発見するのに1晩かかりましたが、フツーの方はすぐに見つけられるのでしょうか。
フツーとポンコツの差は大きいなぁなんてつくづく思いました。