冷え
- 2018年01月22日
手足の指先が冷えます。
1年中冷えていますが、この時期は特に辛いです。
物心ついた時から、私はこの冷えと死闘を繰り広げてきました。
西で新商品が発売されたと聞けば購入し、東に温めグッズの噂があれば、その品を突き止めて試す。
そうやって生きてきました。
現在自宅で執筆中の際には、ブーツ型の湯たんぽを履き、首に巻くタイプの湯たんぽを膝に載せるという対処で、事なきを得ています。
問題は外出した際の手先足先の冷え。
手袋をしてタイツを履いて出掛けるのは勿論、バッグにはカイロをハンカチに包んだものを仕込んであります。
会議室や飲食店などでは、このカイロを包んだハンカチをぎゅっと握りしめることで、冷えとの静かな戦いを続けます。
一方足の指先の冷えについては、未だ私は負け続けています。
靴用のカイロや、インナーソールなどを試してきたのですが、キツくなるばかり。
痛みを我慢して履き続けても、肝心の指先は満足するほど温かくなってくれません。
先日友人A子と食事をしました。
個室は座敷でした。
ふとA子の足元を見ると・・・素足。
思わず悲鳴を上げてしまいました。
「寒くないの?」と尋ねると、「靴を履くと密閉されるせいか、熱くてしょうがないんだよね。靴下なんてとんでもなくって、一年中素足だね」とA子は答えました。
世の中にはそんな人もいるんですね。
神様、不公平です。
私がこれまでの冷えとの闘いを切々と語ると、A子は「大変だねぇ」と言いながらも笑顔いっぱい。
なんで笑うかなぁと文句を言うと、「一生懸命過ぎてちょっと笑える」とコメント。
これだもの。
手足末端冷え性じゃない人って、手足末端冷え性の苦しみを理解できないんですよね。
社会を分断するものは色々あると思いますが、手足末端冷え性と、そうじゃない人での分断も深い。
負けるな、冷え性。
たとえ理解されなくても、信じる道をひた走り、自分に合ったグッズを見つける旅を続け、いつの日か冷えを完全に追い払おうではありませんか。
手足の先は冷えていても、心は熱くして頑張りましょう。