FAXが
- 2018年04月09日
我が家は電話とFAX番号が同じ。
電話が鳴ったので受話器を取ると「ピー」とFAXの受信音が。
FAXに切り替えるボタンを押して、受話器を置きました。
FAXの受信が物凄く久しぶりで、そういや、そういう機能があったっけねと思い出しました。
届いたのは3枚。
新入社員の入社式の座席表で、これでいいかと、誰かが誰かに尋ねている。
間違いFAXでした。
すぐにゴミ箱に捨てて執筆を続行。
5分ほどして、また電話が。
受話器を取ると「今、FAXが届かなかったか?」と男性が言う。
名乗りもしない。
「どちら様ですか?」と尋ねると、男性はようやく会社名を名乗りました。
「届きましたね」と私が答えると、「間違えたので、処分して欲しいんですけど」と言う。
申し訳ありませんでしたといった謝罪の言葉も、ご面倒をお掛けしますがといったお願いの言葉もない。
「お前、仕事できねーだろ」と心の中で呟く。
そういうヤツはFAX番号を間違え、電話のかけ方も知らず、謝罪もできず、依頼もできないのです。
仕事ができない人というのは、この部分だけできないというより、見事にすべてができない場合が多いと、私は思っています。
昔のことを突然思い出しました。
自宅に戻ると留守電が入っていたので、聞いてみると・・・「〇〇でーす」という明るい女性の声が。
そんな名前の人、私は知りません。
その知らない人は言います。「年賀状を送ったんだけど、住所を間違えて書いてしまって、戻って来ちゃったの。ごめんなさーい。今年もよろしくー」と。
この女性は住所を間違え、電話番号も間違えたようです。
そそっかしい人というのは、いつだってそそっかしい。
だから全部間違える。
それでは自分はどうかというと・・・天然ボケはいつだって天然。
こういう時には天然ボケにはならない、なんてことはなく、常に天然。
そして年を重ねるうちに天然が落ち着いてきた・・・とはならない。
どちらかというと、その天然ぶりは深く濃くなっている。
人様のことをあれこれ言える立場じゃない。
だから仕事できねーだろと思った男性には「仕事、頑張ってね」と声を掛け、そそっかしい女性には「落ち着いて。ドンマイ」と声を掛けるべきなのでしょう。
今回感じたこと。
性格はその人の人生に大きな影響を与える。