友人のブログには
- 2018年11月22日
友人A子のブログには美味しそうな料理が並ぶ。
フルタイムで働いているというのに。
時間の遣り繰りをどうやっているのかと、かねてから疑問に思っていました。
「今日はケーキを焼きました」なんて書いて、写真をアップしている。
スイーツまで手作りかよと唸ってしまう。
更に腹立たしいのはA子のスタイルがいいこと。
料理上手さんの、ぽっちゃりさん比率は高い。
といった暗黙の了解事項があるというのに、A子は太っていない。
そしてA子が作った料理を食べているであろう夫も子どもも太っていない。
どういうこと?
運動してるのかと尋ねると、そういうのは嫌いで家族全員まったくしていないという。
となると、見た目は豪華だけれどカロリーは抑え目といった、理想的な食事ということになる。
なんだそれ。
素直じゃない私はブログの写真はフェイクではないのかと疑う。
そこでA子に疑問をぶつけると・・・「まさか」と目を丸くしました。
どっちかというと「そうなの。実は美味しそうな写真があると、それを切り取って、自分のブログに貼り付けているの」といった回答の方が嬉しかった。
その方が納得できるから。
納得いかない顔をする私にA子は言いました。
「もし美味しそうで豪華に見えるのだとしたら、写真の撮り方じゃないかな」と。
ふむ。
そうかもしれない。
同じ料理でも写真の良し悪しで随分と受ける印象は違う。
たまにレシピ検索をすることがあるのですが、そこでは一般の人が自分で考案したレシピを投稿しています。
この写真のクオリティーの差がかなり激しい。
ずらっと並ぶ料理画像の中には「美味しそう」と、思わずクリックしたくなる写真もあれば、「不味そうなんだけど」といった写真も。
恐らくレシピを投稿するぐらいなのですから、自信作で美味しいのでしょう。
でも写真がよろしくないために、それを作ってみようとは思えない。
クリック率の差は、写真のクオリティーの差ではないかと推察します。
やっぱり料理は写真によるところが大きい。
となれば、A子は写真を撮るのが上手なのかもしれません。
しかしこれだけでは解決しない点が。
A子のブログの写真では料理がずらっと並んでいるのです。
これは毎日たくさんの料理を作っているということ。
写っている料理のうち、出来合いのものを皿に載せただけの比率は、どれくらいかと尋ねると・・・出来合いのものは1品ぐらいだとA子は答えました。
とすると5~6品は手作りということに。
聞けば30分ぐらいでちゃちゃちゃっと夕食を作るという。
5~6品を30分でちゃちゃちゃって・・・あんたは魔法使いか。