秋といえば
- 2019年09月19日
ようやく秋めいてきましたね。
昼間は暑くても朝晩は涼しくて、季節が進んだことを実感します。
秋といえば・・・まずはスポーツの秋。
この秋は、バレーボールとラグビーのワールドカップが重なっていて、執筆とスポーツ観戦のスケジュール調整の難しさに悲鳴を上げることに。
更にフィギュアスケートのシーズンが始まりましたから、そちらもチェックしなくてはと、いつ仕事をしたらいいのか困る状態です。
スポーツ観戦はどの競技も好きなのですが、ラグビーだけはルールが難しくてずっと敬遠してきました。
ですが、先日観たテレビ中継ではそんな初心者向けに、画面の横にルール説明を表示してくれていました。
それをじっと読み込み、アナウンサーと解説者の会話をヒントにして、想像力を目一杯働かせて試合を観ていたら・・・面白い。
ラグビーって面白いんですね。
これまで食わず嫌いでした。
百パーセント理解してはいないのですが、ざっくりした知識でも、やがて「やったー」とか「イケー」とか、「惜しい」などと叫ぶタイミングがわかるようになります。
このタイミングがわかれば、スポーツ観戦を充分楽しめますね。
秋といえば・・・やはり食欲の秋も外せませんね。
最近ハマっているのは、白玉にメープルシロップを掛けて食べること。
何個でもいけちゃう。
作るのも簡単ですしね。
小鍋で湯を沸かしている間に白玉粉を捏ねて団子状にして、沸騰したらそこに入れて2、3分で完成。
冷水で冷ましてから、メープルシロップを掛けて食べます。
オヤツに丁度良くて毎日のように食べています。
秋といえば・・・読書の秋。
先日カフェに行ったところ、隣席には母娘らしき2人が。
母親はスマホを弄っていて、十歳前後に見える少女は本を熱心に読んでいました。
やがて母親が「さ、帰るわよ」と少女に声を掛けました。
しかし少女はシカト。
母親は少女の腕に手を乗せ、トントンと軽く叩き「ほら、もう帰るわよ」ともう一度言いました。
すると少女は「今、大事なところだから」とぴしゃり。
母親が「えー、そうなの? 後どれくらい?」と少し拗ねたような声で尋ねました。
「わからない」と答えた少女は真剣な表情のままで、ページを捲りました。
諦めた様子の母親は再びスマホを弄り出しました。
この少女をこれほど夢中にさせる作品は、いったいなんなのかと興味を覚えましたが、私の席からはそのタイトルは見えず、わかりませんでした。
こんなに熱中して読んで貰えているとこの作者が知ったら、作家冥利につきると感じるでしょう。
作家は現実にはない世界を作り、そこに読者を誘い、登場人物たちと一緒にハラハラドキドキさせたいと思っています。
でもそれはとても難しいんです。
新刊「たそがれダンサーズ」はどうでしょうか。
登場人物たちと一緒に一喜一憂しながら読んで貰えたら、嬉しいのですが。