カメラを

  • 2021年09月27日

ソフト断捨離中の私。
持ち物の整理をしていたら、引き出しにカメラを発見。
あー、ここに置いていたか。
と、思わず呟くぐらい使っていませんでした。

恐らくなにか写真を撮りたいと思うような、旅やイベントを前にして、カメラを購入したのでしょう。
そういえばこのブログに掲載する写真も、以前はそのカメラで撮影したものを使っていましたっけ。
でもスマホのカメラでも、充分な画質であると知るようになると出番が激減。
やがてその存在すら忘れるぐらいに。

そのカメラの場合、ミニSDに保存されたデータを取り出すためには、パソコンにミニSDを差し込んで・・・といった作業が必要。
これが、ちとメンドー。
それですっかりカメラを使わなくなりました。
撮影の技術もセンスもない私は、カメラでもスマホでも出来上がりに差は出ませんし。

フリーライター時代、取材にはカメラマンとコンビで臨みました。
カメラ本体は勿論レンズや機器などで大荷物になるので、カメラマンには車を利用する人が多かった。
そうなると、あなたは車、私は電車という別行動も変なので、ライターは助手席に座って、次の取材先に移動しました。

この移動の車中で黙り続ける作戦を取れないことはないのですが、円満に仕事を進めたい私は、当たり障りのない軽い話題を口にしました。
カメラマンの性格によって、なにかの話題で物凄く盛り上がることもあるし、話が続かなくて苦労することも。

時に、それフッちゃダメというネタを、私がフッてしまう場合も。
「やっぱりプロが撮る写真は、素人とは違いますよねぇ。なにが違うんですかねぇ」と私は言ってしまった。
するとカメラマンは語り出した。
光の使い方、トリミングの重要さ・・・次から次へと撮影に関する持論を展開していく。
マズった。
このネタをこの人にフッちゃダメだったんだと気付くも、時すでに遅し。
カメラマンは喋る喋る。
「興味あったら今度教えてあげるよ」とまで言い出す。
誰が興味あると言いましたかって。
ただの場繋ぎですからと、心の中で思ったのを覚えています。

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