デジタルカメラ
- 2024年03月28日
デジタルカメラは10万円台の中高価格帯の物が、売れているらしい。
結構なお値段です。
スマホで写真や動画が簡単に撮れる時代に、撮影する役目だけのカメラが売れているというのは、面白いですね。
モノクロやフィルム調の撮影モードがあったり、敢えて搭載されているダイヤル式で、アナログな操作を楽しめたりするといった点が、人気の理由の一つらしい。
私は基本的に写真を撮るという行為が、生活の中にない人間。
だから珍しい所に行ったり、素敵な景色を見たりしても、その場でぼうっとしているだけで終わる。
隣にいる友人が、スマホを向けているのを見て、あぁ、こういう時に写真を撮るのかと気付くといった感じ。
こんな私なので残っている写真は少ない。
ただ、これは私が大人になってからの話。
子どもの頃の写真はたくさん残っています。
でも残念なことにどの写真も出来が酷い。
恐らく親が撮ったのだろうと思うのですが、同情さえ催すほどの下手さ。
センスゼロ。
当時はフィルムですし、カメラに自動で適正にしてくれるような機能もなかったでしょうから、今より撮影は難しかったでしょう。
そうしたことを考慮したとしても、落第点の写真ばかりなのです。
まずピントが合っていることが滅多にない。
その上ブレていることも多い。
シャッターを押す時に、カメラ自体を動かしてしまう癖があったんでしょうか。
被写体の方が動いてしまったといった理由は考えられないほど、上下にしっかりブレている。
一度失敗したら次は注意すりゃあいいのに、何年にも亘る写真がすべて同じレベルの仕上がりというのは、どういうことなのか。
私の赤ちゃんの頃の写真なんてほぼホラー。
顔は二重、目の位置は不明、口は歪んでいるといった写真が、アルバムに何枚も貼られている。
こんな写真をアルバムにわざわざ貼って、残しておこうとするなんて・・・笑わせたかったんでしょうかね。