ドライヤー

  • 2025年01月16日

「家電品は壊れない限り使い続ける」をモットーにしています。
なので、取り立てて気に入ってはいないものの、壊れないので使っているという物が結構あります。
ヘアードライヤーもその一つ。

買った時期を思い出せないぐらいずっと使っていました。
ヘアードライヤーなんてどれも一緒でしょ、と思っていたせいでもあります。

久しぶりに会ったA子。
白髪をとても綺麗にセットしていたので、素敵ねと褒めると、「いいヘアードライヤーを使っているから」と言い出しました。
そしていかに最近のヘアードライヤーが進化しているか、メーカーによって違いがあるかを、熱く語り始めました。

なにかのスイッチを押してしまった模様。
まぁ、語る語る。

ランチが終わった頃には、ヘアードライヤーを買わなきゃという心持ちに。
完全に洗脳されました。

自宅に戻りネット検索してみると・・・たくさんの品々が。
A子が勧めていたメーカーのHPを覗くと、綺麗なお姉さんがヘアードライヤーの風を受けて、髪をなびかせている動画がありました。
このお姉さんと私じゃ、そもそも髪質が違うけどなと思いながら、商品の特徴が書かれたページを読んでいく。
ふむふむ。

そしてページの最後に書かれていた価格が目に入る。
げっ。
8万円を超えている。
座っていたのに、痛めていた膝に電気が走りました。
それほどびっくりしました。
なんちゅう価格。

世の中ってそんなことになっているの? と、動揺した私は、ヘアードライヤーの価格帯を調べることに。
すると5千円ぐらいで買えるものもあり、価格帯にはかなり幅があると判明。
あれこれ悩んだ末に3万円代の物を購入。
それでも私からしたら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でポチりました。

翌日に商品が到着。
早速その晩使おうとしたら・・・見えない。
ボタンを押すとライトが点くのですが、それがどこに点いているのかが小さくて見えない。
だから今、何モードになっているのかが分からない。
そもそもこのボタン自体も小さい。

ボタンやらライトやらを、極限まで小さくしたことによって、オシャレな外観になっているというのは分かります。
が、私の年齢になると、オシャレさより便利さを求めるので、3万円もしたのにという気持ちに。

慣れれば勘でいけるかもしれないと、気持ちを切り替えて使い始めると・・・あら。
なんかいい。
これまでは乾かし終わった時には、髪の毛はうねりまくった上に広がりまくるという状態だったのですが、それがストンとしている。
ヘアードライヤーを使用後にはいつも妖怪度が上がっていたのに、人間っぽい仕上がりに。
「これが3万円の力かぁ」と呟きました。

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