路線バス
- 2025年08月28日
都心の路線バスも苦境だという。
補助金頼みで、なんとか維持しているところが多いのだとか。
先日のこと。
自宅から徒歩だと30分掛かる場所に行く用事が。
ネットでバスの時刻表を調べてからバス停へ。
そこは道に1本案内板が立っているだけの素朴なバス停。
誰かがぶつけたのか、案内板のポールが少し歪んでいます。
で、案内板に掲示されている時刻表に目が留まる。
事前にバスの運行会社のHPでチェックしてきたけれど、念のためにと時刻表をチェック。
すると・・・平日の午前10時台にはバスはないと判明。
はぁ?
ちょっと待ってよ。
次は午前11時半?
これって、今日?
運行会社のHPでは、午前10時台に2本のバスがあったはずなのに。
案内板に書かれている運行会社名、ルート名、行き先、停留所名をチェック。
ここで間違いない。
どういうことなのか。
動揺していると、30代ぐらいの女性が通り掛かったので声を掛けました。
「このバス停は〇〇で、〇行きですよね?」と。
すると女性は、そこがバス停だと今初めて気づいたかのように少し驚いた様子で、しげしげと案内板を眺め「詳しくないんですけど、そのようですね」と答える。
バスが地元から頼りにされていないことが窺い知れる。
ということで、バスで行く夢は破れる。
補助金を貰えなかったのか、貰えていてもこの程度の本数しか運航出来ないのか。
あのHPの情報はなんだったのか。
不満と疑問を抱えながらアプリでタクシーを呼ぶことに。
配車の手配が出来るのをスマホ画面を見ながら待っていると・・・近くにタクシーがいないので、ご利用出来ませんとのメッセージが。
陸の孤島なのか、ここは。
しょうがないので、バスの運行会社と、タクシーアプリの運営会社への呪いの言葉を呟きながら徒歩で現地に向かう。
用事を済ませて帰宅。
へろへろです。
そして運行会社のHPをいま一度調べてみたら・・・時刻表情報の下に小さな文字で、予告なく変更する場合があるので、バス停の案内板で確認してくださいとありました。
その最新版をHPに載せとけよ。
と、大きな声でツッコミました。