結婚式場が

  • 2025年11月24日

結婚式場の合併が目立っているという。
生き残りをかけたものらしい。

そもそも婚姻件数が、この10年で25%減っているうえ、出費を抑えたいと考えるカップルが増えているようで、結婚式場の3割が赤字というデータもあるそう。

結婚式を挙げる世代の人口が、減っているという根本的な原因もあるでしょうね。
だとすると結婚式場はこれからどうやって売上を伸ばしていけばいいのか・・・難題ですね。

私が20代の頃は、バブリーな結婚式を挙げる人が多かった。
お金を掛けて有名な式場で、盛大な結婚式を挙げるのが流行っていました。
当時の私は結婚式とは、大金を使って派手に行うものだと思っていました。

バブルが弾けると二極化に。
レストランなどでカジュアルなお披露目パーティーをする人と、バブルの頃のまま派手な式を挙げる人に分かれました。

結婚式に対する考え方によって、どういう式にするか決めていい時代が到来したのです。
こっちは式の雰囲気に合わせて、服装や祝儀額を変えて参加していました。

結婚式自体が好きな友人は、3回目なのにド派手な結婚式を堂々と挙げていましたっけ。
そうそう。
結婚式会場のレストランに行き、紹介された新郎を見たら、思っていた人と違ったといったこともありました。
人生いろいろです。

文庫版が発売になった「息をつめて」の主人公、土屋麻里は結婚式場で結婚式を挙げました。
親戚、友人、知人らを招いての結婚式。
幸せが約束されていると麻里は思っていました。

妊娠が分かった時も幸せに胸を震わせました。
でも。
麻里は苦難の道を進むことになります。
人生は簡単じゃない。
そうしたことが描かれた小説です。


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