ブーム

  • 2026年02月23日

「ボンボンドロップシール」が高い人気を集めているという。
立体シールだそうで、略して「ボンドロ」というらしい。

買い求める人で販売店に行列ができるだけでなく、なかには問い合わせの電話が鳴りやまず、やむなく取り扱いを中止する店まで出ているそうな。

こういうシールのブームの波は、定期的にやってくるんですね。
可愛い→集める→交換する→競争になる→ハマる。
こんな感じでしょうか。

私が小学生の頃はシールではなく、サンリオのキャラクターの推し活が流行しました。
女子は必ずひとつ、推しのキャラをもっていなくてはいけないという決まりがありました。

このルールがいつ、どのように生まれたのかは、はっきりしないのですが、気が付けばそんな事態に。
ひとつ推しを決めたら、そのキャラが付いた筆箱、鉛筆、下敷き、ヘアピン、ハンカチなどをもちます。
仮に推し以外のキャラが付いた物を持つ場合には、クラスの女子全員に「叔母さんから貰ったから」などと説明して歩かなくてはいけなかった。

こうした物は子どもの小遣いでは揃えられないので、当然ながら親に買って貰うことに。
結果、親の収入差が如実に表れていました。
お金持ちの家の子は、なにもかもがその推しキャラに。
それは子ども心にも「やり過ぎじゃない?」と思うほどでしたが、同時に羨ましい気持ちも。

私はリトルツインスターズが推しで、それは母親も充分理解していると思っていたのですが・・・ある日「ほら。これ、着なさいよ」と言って差し出してきたのは、手編みのベスト。
胸にはキティちゃんが。
母親が手編みしたのです。

今思うと、出来は素晴らしかったので、その器用さに感服する思いですが、当時は「なんでキティちゃんなのよ」と怒った。

なんでもリトルツインスターズは、難しそうだったからという理由で、キティちゃんにしたらしいのですが、母親は推しの意味が全然分かっていなかったようです。

嫌がったものの、強引に着せられて学校に行った私。
最初は胸のキティちゃんを下敷きで隠していたのですが、すぐにバレました。
結局、言い訳をして歩くことに。
今なら笑い話ですが、当時はささくれだった気持ちでいたことを覚えています。

新刊小説「ウチの共有不動産揉めてます!」では、個性的な母親が描かれています。
この母親はパンダのグッズを集めるのが好きで、家に大量に飾っていました。
でも動物のパンダそのものには興味がなく、動物園に行ったりはしなかった。
キャラになったパンダが好きだったのです。
そんな推し活もアリなんですよね。
推し活スタイルは色々です。

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