メンチカツ

  • 2026年02月26日

メンチカツの専門店情報を新聞で発見しました。
店内で肉を挽き客の前で揚げるという。

紙面の端に小さく掲載されていた記事でしたが、メンチカツ好きの私は見逃しませんでした。
なんでもメンチカツは、卓上コンロの上のフライパンに載った状態で供され、客は断面を好みの加減で焼くというスタイルの定食があるらしい。

メンチカツ好きの私ではありますが、揚げたものを更に焼きたいと思ったことはないので、この定食にはいまひとつピンときませんが、専門店が出来たというのはグッドニュースです。

実家の近くに肉店がありまして、小学生の頃にはよく買い物に行かされました。
なんでも好きなものを買ってきてと言われて店に行く。
ショーケースには様々な品が並んでいます。
それらはパン粉がまぶされた状態。
注文を受けてから揚げるスタイルだから。

私は並んでいる品を一通り眺めます。
一応。
で、結局メンチカツにする。
95%ぐらいの確率でした。

毎度毎度真剣に吟味する風情の小学生の私を見ていた店員は、どう思っていたでしょう。
結局、メンチカツにするんでしょ、と心の中で思っていた気がします。

このように子どもの頃からメンチカツ好きだった私は、今でも好き。
近所のスーパーの総菜売り場で、どれにしようかなと一通り並ぶ品を眺めるのですが、結局メンチカツになる確率が95%程度で、高確率を維持しているのです。

そこまで好きならば、自分でも作ればいいようなものですが、これまでの生涯でメンチカツを自作したことは一度もありません。
母親がそうだったのです。
我が家ではメンチカツは、店で揚げた状態のものを買うと決まっていました。
トンカツやコロッケなど他の揚げ物は、自宅で作ることもありましたが、何故かメンチカツだけは違いました。
私はこれを踏襲し、メンチカツだけは出来合いのものを買っています。
母親の食のスタイルは、子どもに影響を与えるものなのでしょう。

中学生の頃に、級友の弁当箱に赤飯が詰まっていた日がありました。
「どうしたの?」と聞くと、「昨日、おばあちゃんの誕生日だったから、お母さんが赤飯を炊いた」と答えました。

衝撃で箸が止まった私。
赤飯が家でも作れると、生まれて初めて知った瞬間でした。
赤飯が必要な時には、母親は毎度米店で買っていたので、自宅では作れないものだと思い込んでいたのです。

食にまつわる慣習は色々です。

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