ピーラー
- 2011年08月08日
100円ショップで購入したピーラーが壊れたので、新しい物を買いました。
800円でしたから、前の物より8倍の価格でした。
使ってみて、びっくり。
なんなんだ、この切れ味の鋭さは。
1度野菜にあてて、すっと引けば、きれいに皮が剥けていきます。
当たり前っちゃ、当たり前の話なのですが、こうして気持ちいい切れ味を目の当たりにすると、今まで使っていた物がどんだけ、切れ味が鈍かったかということに気付くのです。
100円ショップで購入した物は、たいてい途中でつっかかってしまい、刃が動かなくなります。動かなくなると、一旦刃を野菜から離して、途中までの皮を手でひんむき、再度引っ掛かったところから、やり直します。これを何度も繰り返すという、なかなか根気のいる作業になっていました。
それが、新しいピーラーでは、「すー」っと、野菜の先端まで、一気にいけるのです。
思わず、「おぉ」と感動の声を上げてしまいました。
これは、商品そのものの問題ではなく、長いこと使っていたために、刃が摩耗していたせいに思えます。
研いだりしませんでしたしね。
ピーラーが壊れて、新しい物を買うまでの3日間。
野菜を包丁で剥いたのですが、これが、まぁ、面倒なこと。
大根なんかは太いので、まだいいのですが、こぶりのニンジンなんか、剥いているうちに、さらに小さくなってしまって、苦労した割に食べる量が少なくて。
こうなってみて、ピーラーが発明される前の大変さに気付かされました。
全部の野菜を包丁1本で、剥いてたんだなぁと、過去の苦労に感心してしまいます。
つくづく思いましたが、ピーラーって、大発明ですね。
誰かが特許を取っているのでしょうか。
今は、発明した人に、感謝の気持ちでいっぱいです。
昔々のことですが、初めて買った車は、マニュアルの重ステでした。
当時の私は、車を運転するというのは、力仕事だと思っていました。
数年後に、オートマのパワステの車に乗り換えた時、その便利さと楽ちんさに心が震えました。
その時、オートマとパワステを発明した人に、心から感謝の気持ちを伝えたいと思いました。そのことを、ふと、思い出しました。