通販
- 2011年10月13日
通販での購入歴は長く、その間には、数々の失敗を重ねてきています。
インターネットがこれほど普及する前には、テレビショッピングに引っ掛かっていました。その後カタログを見て、FAXで注文というスタイルに変わり、今ではほとんどの品をインターネットの画像だけで吟味し、注文しています。実物を見ていない分、当然ながら失敗の確率は高くなります。
先日、ネット上で黒い玉が数珠のように繋がっているタイプのネックレスを探していたところ、丁度よさげなのを発見。黒い玉だけでなく、1つ赤い玉がついていて、それが黒い玉よりやや大きい点が気にはなったのですが、その赤が渋い落ち着いた色味に見えたので、購入することに。
発送はイタリアから。グローバルを実感させられます。
注文後、僅か2日で届き、イタリアをやけに近くに感じながら開封すると・・・。
ええーと絶叫したくなるほどの、玉の大きさ。
私のイメージでは、玉は直径5ミリ程度でしたが、実際のは2センチはあろうかというビッグサイズ。赤い玉にいたっては、直径4センチほど。
どこかの部族が、祭事にでも首にかけそうな、主張性の高い品でした。
慌てて、印刷しておいたネックレスの画像をチェック。
どこにもサイズ表示はありません。また、実際にモデルが着用しているような画像もなし。
ってことは、販売元は噓をついていたのではなく、これは、ネックレスのみの画像を見て、てっきり普通によく売られているサイズだと思い込んでしまった、私のミスでした。
通販での購入歴が長いというのに、いろはの「い」とでも言うべき点で大失敗を犯した自分が情けなくなります。
そこは、返品OKのところでしたので、グローバルな返品をしようかとも思いましたが、いや、待てよと、踏み止まりました。
これを手元に置き、戒めとするのはどうだろう。
これからのネットショッピングで、クリックをする前に、この大玉ネックレスを見れば、今一度、サイズや素材などの項目をチェックするようになるのでは。
と、考え直し、返品せず、手元に残すことにしました。
この作戦は大成功で、その後、購入しようとする度に、この大玉ネックレスが思い出され、サイズなどの情報を必ずチェックするようになりました。また、そういった表示がない不親切なサイトでは、購入しないという英断もできるようになりました。
大玉ネックレスの意外な効用に、ちょっとびっくりしています。