歯の治療
- 2011年10月17日
昨年、歯の治療に100万円ほどかかりました。べらぼうな金額です。
歯科クリニックへ行くのが大嫌いな私は、痛みがあっても、気のせいだと、思い込むようにしていました。不思議なもんで、痛くない、気のせいだと、自分の心に言い聞かせているうちに、痛みは消えてくれていました。
この方法で、長年に渡り、自分を騙し続けてきたのですが、とうとう騙せなくなり、歯科クリニックへ。
長年放置していたため、あっちこっちに治さなくてはいけない歯のあることが判明。
さらに、行った歯科クリニックが悪かった。
「今ならこういったキャンペーンが」「どうせなら」「いっそのこと」といった接客トークを繰り広げる、商売上手なクリニックだったため、気が付いたら、100万円を支払うはめに。
いい年をして、何度も泣きそうになりながらも、なんとかクリニックに通い続け、1年ほどかかって、治療は終了。
それからというもの、歯磨きへの向き合い方が、がらっと変わりました。
歯を悪くすれば、また100万取られるとの思いが、歯ブラシを持つ手に、力を加えます。
力だけでなく、丁寧に。
そうなにかに書いてあったので、それまでの何倍もの時間をかけて、歯磨きをするようにもなりました。
手鏡を使い、磨き残しはないかと、チェックしながらのブラッシング。
さらに、歯科衛生士から勧められた、一歯ブラシというものを使います。
その名の通り、一本分を磨くのに丁度いいサイズの、極小ブラシが付いていて、奥歯の裏や、歯並びがでこぼとしているところを磨くのに、良いそうです。
この一歯ブラシで磨き残しがないよう、ブラッシングして、終了。
これを1日3回やっています。今のところ。
100万円への恐怖心が、三日坊主の私の尻を叩いてくれています。
この一歯ブラシ、近所の店には売っていないので、ネットで買っています。小さいヘッドのためか、すぐに毛先が広がってしまうのが難点。それで、まとめ買いをして、ストックするようにしています。
歯は大事にしたいですよね。
高くつきますから。