カード

  • 2011年12月26日

大人の女たるもの、美しい字でもって、礼状の一つもしたためてみたいという願望があります。
しかし、残念ながら、私は悪筆。
一生懸命書いたつもりの礼状が、却って失礼にあたってしまうような、ふざけた字なのです。
あの、便箋というのも、悪筆者には、宇宙と同じくらいの大きさに感じられます。
広すぎます。書くスペースが。
あんな広いスペースに、汚い字が連なるのかと思うと、想像しただけで、吐き気がしてきます。
そんな人には、カードがいいと聞きました。
小さなスペースに、ひと言だけなら、悪筆者でも、なんとかごまかせると。
そこで、ネットで検索。
すると、でてくる、でてくる。
オリジナルカードを作ってくれるショップって、たくさんあるんですね。
その中で、紙の質とコストが、私の中で、折り合いのつくショップを1つ選びました。
そこで、オーダーしたのが、このカード。

B6サイズ程度なので、本当にひと言分のスペースしかありません。
罫線がないという点にさえ、目をつぶれば、なかなか便利な一品です。

重宝して、使っているうちに、いつしか残り僅かに。
そこで、前回と同じショップにアクセス。
今度はどんなのがいいかと、検討してみることに。
前回のは、ゴールドで名前が刻印されている点は、気に入っていたのですが、ハートのマークは、いかがなものかと思っていたのです。前回ハートマークを選んだのは、いくつか選べるマークの候補の中で、消去法でいったら、ハートが残ったという、消極的理由からだったのです。

そこで、マークもオーダーすることに。
自分では、マークを作ることはできませんので、ネットで、アイコンやマークを販売しているサイトを探して、「桂の葉」をデザインしたマークを購入しました。
なんか、カスタマイズしちゃってるじゃん、私、と満足感でいっぱいです。
このデータをカードショップに送って、注文したところ・・・解像度が低過ぎて印刷には不向きなので、なんちゃらかんちゃら・・・といった返信メールが。
知らない単語が延々と並ぶ、その返信メールの意味するところは、半分も理解できませんでしたが、このデータではダメでっせと言われていることだけは、わかりました。
わかったところで、どうすればいいのでしょう。
しょうがないので、私にはよくわからないのですと、同情を貰えるような書き方で訴え、購入したマークには、ほかにも数種類のデータがあったので、とりあえず、全部送ります、後はよろしくとメールを返信。
すると、また見知らぬ単語がいくつも出てくる文面のメールが。
嫌がらせだろうかと疑いながら、今一度ゆっくり読んでいくと、最後の方に、「これで大丈夫そうなので、やってみます」との文字を発見。
サンキューと叫びそうになりました。

そして、約2週間後に届いたのがこの品。

なんとか出来て、良かった、良かった。
今回、学んだのは・・・知識がないなら、カスタマイズはほどほどに、ということでした。

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