綿棒

  • 2012年02月16日

思わず「うわっ」と声が出てしまうのは、どんな時ですか?

私の場合、結構、あります。
先日は、買ったばかりの綿棒のケースで。
蓋を開けようとした時、手元が滑り、200本の綿棒を、洗面ボウルにぶちまけてしまいました。
「うわっ」と声を上げた後、一瞬、頭をよぎったのは、「3秒ルール」。
子どもの頃、地元には「3秒ルール」というのがありました。
なにかを床に落としても、3秒以内なら、落とさなかったことにできるという、なんとも都合のいい、ポジティブシンキングが流行ったのです。
何十年という時を経て、この「3秒ルール」を思い出したのにもびっくりですが、落とさなかったことにしたいという、強く深い願望が、瞬時に都合のいい記憶を取り出したのだろうと思えて、自分のせこさにも驚きます。
結局、清潔さという点において、この「3秒ルール」は不採用。
泣く泣く、処分しました。

それから、1週間ほど経ったある日。
オムレツを作ろうと、生卵を手に取りました。
殻を捨て入れる予定の三角コーナーの隣に、ボウルを用意し、スタンバイ完了。
卵をボウルの縁に当て、ひびを入れ、そこに両親指で力を加えて、はい、割った。
と、思ったら、次の瞬間には「うわっ」と腹の底から声が。
なんと、間違えて、三角コーナーに卵を割り入れていたのです。
ボウルに割り入れてから、殻だけを三角コーナーに、という手順を、大事なところですっ飛ばしてしまったようです。
こんな簡単な手順を、どうして、ミスるんでしょうか。普段トロいと評判の私が、何故、こんなときに、急ぐんでしょう。
自分にがっかりです。
三角コーナーの中の黄身と白身を眺め、最近思い出した「3秒ルール」は、今回も不採用だよなぁと、呟きました。

生来のすっとこどっこいのせいなのか、それとも・・・年のせいでしょうか?
年のせいだとするなら、これから「うわっ」と声を上げる機会はどんどん増えていくということに。
次は、なにをしでかすんだろうと、楽しめるぐらいになりたいもんです。

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