プリンター

  • 2012年02月20日

プリンターの液晶画面に、突然のメッセージが。

「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近付いています。お早目にお買い求めの販売店か修理センターへ、交換を依頼してください」とかなんとか。

廃インク吸収パッドってなによ。
と、知らない単語に、食ってかかります。
限界なんてものは、自分がダメだと思った瞬間に創り上げる壁であって、元々、そんなものは存在しないのだと、以前に観たスポ根映画のセリフを口にしてみますが、プリンターに伝わるはずもなく。

元来アナログな私は、紙に印刷した状態で保存しないと、落ち着きません。
また、執筆の際には、推敲を重ねますが、それもパソコン画面を見ながらというのは出来ず、原稿を紙に印刷し、そこに修正文字を手書きで入れていくスタイルです。
もしかしたら、普通の方よりは、プリンターを酷使していたのかも。ですが、限界って、言われても。

そこで、プリンターメーカーのHPにアクセスし、修理の申し込みをしました。
梱包などを私はする必要はなく、引き取りにきた宅配便の業者に、そのまま渡せばいいと書いてあったので、その通りに。

プリンターがない時に限って、紙に残しておきたい内容のメールが届くもんなんですね。
修理センターから戻ってきたら、印刷しようと、フラッグを立てるようにしたところ、フラッグだらけになってしまって、どれが本当に大事なメールなのか、わかりにくい状態に。

なんだかなぁと思っていると、なんと、修理に出した翌々日に、プリンターが戻って来たのです。
驚きのスピード対応。

さらに、以前、分厚い雑誌の一部をコピーしようとした際に、上蓋を無理矢理引っ張ったせいで、かませ部分がズレてしまい、元に戻せなくなっていたのですが、そこもしっかり直してくれていました。
そのうえ、なくなりそうだったインクトナーも、新品のに換えてくれていました。
内部の埃も、触っちゃ、まずいんじゃないかと理由づけして、放置していたのですが、きれいに掃除してくれていました。
そうした「ちょっとやっときました」といった部分は、納品書には一切触れられておらず、請求金額は、当初の廃インク吸収パッド交換費用のみ。
まるで、無駄口は利かずに、いい仕事をする職人さんといった感じ。
すっかり感心してしまいました。

結局、「廃インク吸収パッド」とやらが、なんなのかは、わからないままですが、プリンターが再び限界を感じるまでには、まだまだ印刷してもらえそうだと理解し、今まで通り、毎日頑張ってもらっています。

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