干し柿ゼリー

  • 2013年01月21日

ここ数年、はまっているのが、干し柿ゼリー。
食料品は、ネットで購入し、週に1度届けて貰っているのですが、そのネットショップで見つけた一品。
ひと口噛めば、「あぁ、干し柿だ」と呟いてしまうに違いない、しっかりとした干し柿の味。
ゼリー1個を食べ終えたら、干し柿1個を食べたぐらいの満足感が得られます。

映画のDVDを観ながら、つい食べ過ぎてしまい、1袋、完食してしまうことも。
カロリーを常に気にしなくてはいけない私に、あってはならない行動です。
そこで、小皿を用意し、この小皿にのせられるだけの分を、食べてもよい量としようと決意。
のせてみると、3個でギリギリといった状態。
それまでの暴食と比べると、3個では、物足りない気持ちでいっぱいになりますが、ここで我慢できなくてどうすると、自分を励まし、この日は、それ以上は口にしませんでした。

数日後、再び、小皿を用意し、そこに干し柿ゼリーをのせてみます。
やはり、3個でいっぱいに。
が、人間には、知恵と工夫という素晴らしいものがあるんですね。
3個の干し柿ゼリーの上に、さらに重ねてみれば、合計6個をのせられると気付くわけです。
さらに、隙間にそっと置いてみるなど、工夫を重ね、13個までは、のせられるとわかります。
小皿に干し柿ゼリーがてんこ盛り状態。
もう、小皿にのせられるだけの分を、食べてもよい量と考えた理由は、どこかへ吹き飛んでいて、これで、1皿分だもんね、と、作り出した屁理屈に満足して、にやり。
そして、DVDを観ながら13個を平らげ、ふと、袋を覗けば、数個が残っているだけ。1袋を完食したのと、なにが違うかといえば、罪悪感の大きさ。
完食は(!)しなかったという、ちっさな部分によって、食べちまったという罪悪感を、ほんのちょびっと薄めてくれるのです。
いい年をして、なにをやってるんだろうと、自分に呆れてしまいます。
自分に厳しくするのって、難しいですね。
それだけ、この干し柿ゼリーが美味し過ぎるということでもあるのですが。

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